【関西各駅探訪第916回】京阪本線滝井駅

滝井

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【京阪400m地帯の中心地】

京阪本線滝井駅は大阪府守口市にある。京橋~寝屋川信号所間の複々線区間にある駅で、駅間距離が非常に短い区間にある。大阪方の千林、京都方の土居ともに駅間距離は0.4㎞となっており、どちらとも加速するとすぐ減速して停車する形になっている。千林から森小路までも0.6㎞と駅間距離が全て1㎞以内となっており、森小路から土居までは直線になっているため、走ったり止まったりしながらゆっくり近づいてくる普通電車を見ることができる。急行線を走る優等列車はノンストップで高速に走り抜けるため、走行中に普通を追い抜く姿も見ることができる。滝井駅は普通のみが停車する駅で、データイムは普通が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時下り淀屋橋方面行きは7時台に普通が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り出町柳方面行きは18時台に普通が6本運転されている。滝井駅は1931年10月14日に蒲生~守口間の専用軌道化とともに開業した。1933年12月29日に複々線化が完成した。1943年10月1日に京阪神急行電鉄との合併により同社の駅となった。1949年12月1日に京阪神急行電鉄から京阪電気鉄道が分離され同社の駅となった。1993年1月27日に8連対応ホームに延伸された。2002年3月1日にエレベータが設置された。

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駅構内はホーム2面4線で、内側を走る急行線にはホームはなく、外側を走る緩行線にのみホームがある。ホーム有効長は18m級車両8両分となっている。

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改札は2ヶ所ある。東口がメインで、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

滝井

西口はかつては平日朝のみの営業だったが、終日営業となっている。無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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出口も東口と西口になっており、東口がメインとなっているが、西口の利用も少なくない。駅周辺は商店や住宅が建ち並んでおり、駅周辺の道路は狭く、バスの乗り入れなどはない。

滝井

西口は関西医科大学に近く、学生の利用も多い。

滝井

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上下線間を繋ぐ地下道と自由通路が柵で仕切られている。

滝井

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ホームから地上へはエレベータが設置されバリアフリーに対応している。

滝井

ホームから地上への階段には踊り場があり、トイレが設置されている。

滝井 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 3,456 1,486 1,970 43.0%
2007年度 4,032 1,925 2,107 47.7%
対07年度比 85.7% 77.2% 93.5%

滝井駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,456人で、うち定期利用者は1,486人となっている。定期比率は43.0%で、定期利用者は50%を割っている。10年前の2007年度と比較すると全体で14.3%減、定期利用者は22.8%減、定期外利用者は6.5%減となっている。

  

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