【風光明媚な景勝地小天橋への玄関口】
京都丹後鉄道宮豊線小天橋駅は京都府京丹後市にある。普通のみが停車する。駅名となっている小天橋は久美浜湾にできた湾口砂洲で、天橋立に似ていることから付けられた名前である。付近の海水浴場は、日本の海水浴場88選にも選ばれた良質な海水浴場である。列車は毎時1本の運転で、朝の6時台、7時台に2本ずつが運転されている。小天橋駅は1932年8月10日に国鉄宮津線丹後木津~久美浜間の開業とともに丹後神野駅として開業した。1987年4月1日に国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となったが、1990年4月1日に宮津線が第三セクター北近畿タンゴ鉄道に移管され、同社の駅となった。2015年4月1日にはWILLERTRIANSへの移管により京都丹後鉄道宮豊線の駅となり、駅名も丹後神野から小天橋に改称された。
駅構内は対向式ホーム2面2線の行き違い駅で、ホーム有効長は20m級車両2両分よりも長く取られているが、普通列車は2両編成か単行での運転となっている。
1線スルー化されており、下り豊岡方面行き側が通過線となっており、特急列車は全てここを通る。
上下ホーム間には構内踏切があり、駅舎は宮津方面行きホーム側にある。
駅舎は地上にあり、改札は1ヵ所で、有人改札になっている。自動改札機や自動券売機は設置されていない。
駅前からは京丹後市営バスが小天橋への路線を運行している。
小天橋 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 66 | 49 | 16 | 75.0% |
2006年度 | 88 | 52 | 36 | 59.4% |
対06年度比 | 74.8% | 94.5% | 46.0% |
小天橋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は66人で、うち定期利用者が49人となっている。定期比率は75.0%で、定期利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で25.2%減、定期利用者は5.5%減、定期外利用者は54.0%減となっている。