【関西各駅探訪第703回】JR山陰本線下夜久野駅

下夜久野

【山にそびえ立つ宝楼閣を望む】

JR山陰本線下夜久野駅は京都府福知山市にある。かつては急行も停車していたが、現在は普通が停まるのみの駅だ。電車は終日毎時1本の運転が基本となっている。下夜久野駅は1911年10月25日に国有鉄道播但線の支線として福知山和田山間が開通した時に開業した。1912年3月1日に山陰本線の駅となった。1984年10月1日に無人化された。

下夜久野

駅構内はホーム1面2線で、かつては長編成の客車列車などが停車していたため、ホーム有効長は長い。現在はほとんどが2両ワンマン電車のため、ホーム端には電車は止まらない。

下夜久野

ホームには待合室が設置されており、ベンチとゴム箱が設置されている。

下夜久野

ホームから出口へは跨線橋があり、ここに簡易式の自動券売機が設置されている。自動改札機の設置はなく、ICカードの利用もできない。

下夜久野

出口は1ヶ所で、駅北側にのみ出られる。鉄筋の駅舎があり、そこが出口になっている。駅舎には中古車販売店が入居している。

下夜久野

駅前を国道9号線が走っていて、交通量は多い。バスの発着はない。駅から西側の山の斜面に謎の宝楼閣が鎮座している。

下夜久野 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 79 52 27 65.5%
2006年度 110 63 47 57.5%
対06年度比 72.3% 82.4% 58.7%  

下夜久野駅の2016年度1日あたりの乗車人員は79人で、うち定期利用者は52人となっている。定期比率は65.5%で、7割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で27.7%減、定期利用者は17.6%減、定期外利用者は41.3%減となっており、全般的に利用者が減少してきている。

  

鉄道コム

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