【関西各駅探訪第689回】JR山陰本線玄武洞駅

玄武洞

【駅名となっている玄武洞は川の対岸にあるため歩いてはいけない】

JR山陰本線玄武洞駅は兵庫県豊岡市にある。豊岡と城崎温泉の間にある無人駅で、円山川の対岸には、国の天然記念物にも指定されている玄武洞がある。玄武洞へは駅付近から渡船がある。普通のみが停車する駅で、終日毎時1本の普通列車が停車する。玄武洞駅は1912年3月2日に豊岡〜城崎間に玄武洞仮停車場として開業した。1918年4月21日に通年営業の駅に格上げされた。

玄武洞

駅構内は対向式ホーム2面2線の行き違い駅で、ホーム有効長は20m級車両6両分ぐらいあるが、停車する列車は2両編成となる。

玄武洞

駅構内は上り線側1番線が1線スルーになっており、通過列車は1番線を通る。上下ホーム間には陸橋が設置されている。

玄武洞

改札はなく駅は無人化されている。出口は上下ホームに1ヶ所ずつある。1番線側にある東口には駅舎がある。

玄武洞

自動改札機や自動券売機はなく、集札箱があるだけだ。県道3号線が走っており、車の往来が多い。近くには全但バスのバス停がある。

玄武洞

2番線側にも簡易な出口があり、周辺には駐輪場が、設置されている。

玄武洞 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 32 14 18 43.8%
2006年度 29 21 8 72.4%
対06年度比 110.3% 66.7% 225.0%  

玄武洞駅の2016年度1日あたりの乗車人員は32人で、うち定期利用者が14人となっている。定期比率は意外に低く、半数以上が定期外利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で10.3%増、定期利用者は33.3%減、定期外利用者は125.0%増となっている。

  

鉄道コム

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