【関西各駅探訪第696回】南海本線二色浜駅

二色浜

【南海が昭和初期に開拓した海水浴場】

南海本線二色浜駅は大阪府貝塚市にある。準急が停車する駅で、昔は二色浜海水浴場への輸送を担っていたが、今は付近の住宅地からの通勤輸送がメインである。昼間時は普通が毎時4本運転されている。平日朝ラッシュ時上りには6時台に準急1本、普通が6本運転、7時台には準急が1本、普通が7本運転されている。準急は平日朝ラッシュ時のこの2本のみの運転となっている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台から22時台まで普通が毎時6本運転されている。
二色浜駅は1936年6月に臨時駅として貝塚〜鶴原間に設置された。1938年10月1日に常設駅となった。2013年4月1日に無人化された。

二色浜

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

二色浜

ホームから改札へはスロープが設けられ、バリアフリーに対応している。

二色浜

上下ホームは構内踏切で結ばれている。

二色浜

改札は1ヶ所で、上りホーム難波方の西側にある。無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

二色浜

出口も1ヶ所で、西側にのみ出られる。東側へは踏切を渡らなければならない。

二色浜 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 2,364 1,596 768 67.5%
2006年度 2,446 1,582 864 64.7%
対06年度比 96.6% 100.9% 88.9%  

二色浜駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,364人で、うち定期利用者は1,596人となっている。定期比率は67.5%で、7割弱が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で3.4%減、定期利用者は0.9%増、定期外利用者は11.1%減となっている。

  

鉄道コム

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