【関西各駅探訪第346回】~京福電気鉄道嵐山本線太秦広隆寺駅~

【広隆寺の目の前を京福電車が走る光景は有名】

太秦広隆寺

太秦広隆寺

京福嵐山本線太秦広隆寺駅は、京都市右京区にある。駅の目の前に広隆寺があり、駅を出たところから併用軌道に入る嵐電が広隆寺の門前を走る姿が写真や映像で流れることも多い。1910年3月25日に嵐山電車軌道の太秦駅として開業した。1914年に太子前駅に改称され、その後、1918年4月2日に嵐山電鉄の駅となった。1942年3月2日に京福電気鉄道の駅となり、1944年4月16日に太秦駅に再改称された。2007年3月19日に現在の駅名太秦広隆寺に改称されて現在に至っている。

太秦広隆寺

太秦広隆寺

太秦広隆寺駅はホーム2面2線で、専用軌道上に駅があり、構内ではS字カーブになっている。嵐山方で併用軌道に入る。

太秦広隆寺

太秦広隆寺

ホーム内に民家があり、隣接というより家の前に駅があるといった風情である。

太秦広隆寺

太秦広隆寺

上りホームにはそば屋もあり、京都の下町の風情がする光景である。

太秦広隆寺

太秦広隆寺

嵐山方から併用軌道に入るため、当駅で信号待ちする電車も少なくない。

太秦広隆寺

太秦広隆寺

嵐電太秦広隆寺駅の駅名板。A8のナンバーが付けられている。東映太秦映画村へは当駅から徒歩が一番近い。

太秦広隆寺駅の2016年度1日あたりの乗車人員は790人で、うち定期利用者は140人となっている。定期比率はわずか17.8%で、利用者のほとんどは定期外利用者となっており、その大半が観光客が利用しているものと思われる。10年前の2006年度と比較すると全体で27.1%減、定期利用者は55.5%減、定期外利用者は15.4%減となっている。

  

鉄道コム

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