【四條畷市唯一の駅の由来は忍陵神社】
JR学研都市線忍ヶ丘駅は大阪府四條畷市にある。四條畷市の中心駅は四条畷駅のように思えるが、実際には大東市にあるため、当駅が四條畷市唯一の駅となる。とは言っても当駅も四條畷市と寝屋川市の市境付近にあるので、市の中心部にあるわけではない。区間快速停車駅で、昼間時の電車は全て区間快速となっている。忍ヶ丘駅は1953年5月1日に国鉄片町線星田〜四条畷間に新設された。1979年10月1日に高架化された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。
改札は地上にあり、ホームから改札階へはエレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
みどりの窓口があったが、現在はみどりの券売機に置き換えられ、窓口はなくなった。
出口は2ヶ所で、東口、西口ともにロータリーがある。東口からは京阪バス、四條畷市コミュニティバスが発着している。
駅前は商業ビルなどが建ち並んでおり街が形成されている。
西口にもロータリーがあるが、バスの発着はなく、タクシーが常駐しているだけである。
JR発足後に高架化された住道などとは違い、星田と同様少し古びた感じがする高架駅の忍ヶ丘。ある意味国鉄時代を彷彿させる高架駅とも言える。
忍ヶ丘駅の2016年度1日あたりの乗車人員は8,460人で、うち定期利用者は6,345人となっている。定期比率は75.0%で、8割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で3.8%増、定期利用者は6.1%増、定期外利用者は2.5%減となっている。