【関西各駅探訪第640回】JR学研都市線同志社前駅

同志社前

【関西私立大の雄同志社大学の最寄駅】

JR学研都市線同志社前駅は京都府京田辺市にある。同志社大学への最寄駅で、当駅を始発終着とする電車の設定も多い。昼間時はは、京橋方面へは毎時4本区間快速が運転されている。毎時2本は当駅始発終着電車のため、木津方面へは毎時2本となる。朝ラッシュ時京橋方面行きは6時台4本、7時台2本、8時台、9時台がそれぞれ4本運転されている。通勤利用よりも当駅への学生の利用が多いため、ラッシュ時の様相も他の駅とは異なる。夕方も毎時4本の運転で、快速が運転される。

同志社前

同志社前駅は1986年11月1日ダイヤ改正で、上田辺(現在のJR三山木)~田辺(現在の京田辺)間に新設された。開業当初は1面1線の構造だったが、1989年3月11日ダイヤ改正で、2面2線の構造となり、1線は木津方が行き止まり式の構造となっていた。これにより当駅発着の快速が設定された。2003年11月1日からはICOCAなどのICカードの利用が可能になった。2010年3月13日ダイヤ改正で7両編成対応のホームに延伸され、行き止まり式の2番ホームは閉鎖され、1面1線の使用に戻った。

同志社前

駅構内はホーム1面1線で、対面にかつての2番線があり、2面2線時代の面影がまだ残っている。ホーム有効長は20m級車両7両分ある。

同志社前

かつてあった2番線ホーム跡にはローマ字で同志社前と書かれた壁が残っており、このホームは使用してませんの表示がある。

同志社前

改札は1ヶ所で有人改札になっており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。みどりの窓口に代わりみどりの券売機が設置されている。

同志社前

駅舎は2005年に改築され、同志社大学京田辺キャンパスをイメージした造りになった。

同志社前

出口は1ヶ所のみで、跨線橋で近鉄興戸方面に出られるようになっている。

同志社前

この跨線橋はそのまま同志社大学方面まで続いており、駅とキャンパスを結んでいる。

同志社前駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,544人で、うち定期利用者は3,667人となっている。定期比率は80.7%となっており、実に8割以上が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で7.3%減、定期利用者は12.9%減、定期外利用者は26.5%増となっており、定期利用者の落ち込みが目立つ。

  

鉄道コム

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