【奈良県と和歌山県の県境付近にある駅】
JR和歌山線大和二見駅は奈良県五條市にある。奈良県と和歌山県の県境付近にある駅だ。大和二見駅は1902年6月3日に紀和鉄道の二見駅として開業した。1904年8月27日に関西鉄道の駅となった。1907年10月1日に国有化された。1919年4月15日に大和二見駅に改称された。1971年4月26日に貨物営業が廃止され、1982年10月1日に当駅から川端までの貨物支線が廃止された。1984年10月1日には電化が開業した。
駅構内は単面式ホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両4両分以上ある。
かつてはホーム2面2線で、現在もホーム跡が残っている。貨物線があった頃には側線もあったため、駅構内は広い。
改札は1ヶ所で、無人化されており、自動改札機などはなく、集札箱があるだけである。簡易式の自動券売機が設置されている。
木造駅舎があり、その中に待合室も設置されており、自販機も置かれている。
かつての貨物側線跡を流用したのか駅前は広く、タクシーの待機や自家用車の待機もできるスペースがある。
五條市のコミュニティバスが1日2往復だが、駅前に乗り入れている。この他、デマンド型乗合タクシーも乗り入れている。
近くに国道24号線が走っており、店舗はそちらに集中している。
大和二見駅の2016年度1日あたりの乗車人員は228人で、うち定期利用者は163人で、定期比率は71.5%となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で6.9%減、定期利用者は6.3%減、定期外利用者は8.5%減となっている。