【関西各駅探訪第547回】近鉄南大阪線磐城駅

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【御所線分岐予定地は今は保線基地】

近鉄南大阪線磐城駅は奈良県葛城市にある。駅構内は広く、下りホーム側には保線基地がある。この保線基地はかつて当駅から御所線が分岐する予定だったことを痕跡となっている。磐城駅は1929年3月29日に大阪鉄道の駅として開業した。1943年2月1日に関西急行の駅となり、1944年6月1日に戦時統合により近畿日本鉄道の駅となった。2013年12月21日に無人化された。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、前述したように下り線側に保守用車両が留置されており、側線がある。ホーム有効長は21m級車両4両分ある。

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上下ホーム間は構内踏切で結ばれている。

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駅構内は2面4線になるような構造になっており、下り線側には保線基地がある。ここはかつて御所線を分岐するために確保していた土地で、御所線分岐が尺土となったため保線基地に流用された。

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改札は1ヶ所で、下りホーム側に駅舎がある。無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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駅周辺は狭く、バス路線の乗り入れなどはない。駅近くには旧當麻町役場の葛城市役所當麻庁舎がある。

磐城駅の2016年度1日あたりの乗車人員は616人で、うち定期利用者が366人となっている。定期比率は59.5%で、6割を切る数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で7.0%減、定期利用者は9.6%減、定期外利用者が2.7%減となっている。

  

鉄道コム

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