【関西各駅探訪第888回】近鉄大阪線近鉄下田駅

近鉄下田

【JR香芝駅と競合】

近鉄大阪線近鉄下田駅は奈良県香芝市にある。準急、区間準急以下が停車する駅で、大阪方面への通勤通学利用も多い。近くにJR 和歌山線JR 香芝駅があり、競合関係にある。データイムは毎時4本の運転で区間準急3本、普通1本が運転されている。平日朝ラッシュ時上り大阪上本町行きは7時台に準急3本、区間準急3本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には準急が4本が運転されている。近鉄下田駅は1927年7月1日に大阪電気軌道八木線の恩智〜高田間開通とともに下田駅として開業した。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に戦時統合のより近畿日本鉄道の駅となり、近畿日本下田駅に改称された。1970年3月1日に近鉄下田駅に改称された。

近鉄下田

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分となっている。

近鉄下田

駅舎は地下にあり、ホームから地下にある改札へはエレベーターが設置されている。

近鉄下田

改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。特急券、定期券販売窓口はない。

近鉄下田

出口は2ヶ所あり、南北に出られる。北口がメインで、駅前にはロータリーが整備されている。

近鉄下田

香芝市コミュニティバスが乗り入れている。JR 香芝駅は駅北口から徒歩5分ほどの距離にある。

近鉄下田

南口にもロータリーが整備されている。

近鉄下田 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 2,300 1,416 884 61.5%
2006年度 2,220 1,376 843 62.0%
対06年度比 103.6% 102.8% 104.9%  

近鉄下田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,300人で、うち定期利用者は1,416人となっている。定期比率は61.5%で、定期利用者が6割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で3.6%増、定期利用者は2.8%増、定期外利用者は4.9%増となっている。

  

鉄道コム

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