【関西各駅探訪第629回】JRきのくに線紀三井寺駅

紀三井寺

【山裾にたたずむ紀三井寺を望む駅】

JRきのくに線(紀勢本線)紀三井寺駅は和歌山県和歌山市にある。西国三十三所第2番札所紀三井寺への最寄駅となっている。快速停車駅で、特急以外の電車が停車する。紀三井寺駅は1924年2月28日に紀勢西線の駅として開業した。1959年7月15日に紀勢本線が全通し、紀勢本線の駅となった。2004年9月1日に橋上駅舎化され、2013年3月16日ダイヤ改正から快速停車駅となった。2015年8月22日に自動改札機が設置され、同8月30日からICOCAなどのICカードが利用できるようになった。

紀三井寺

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

紀三井寺

ホームはそれ以上あるが、電車停車に対応していない部分は柵で仕切られている。

紀三井寺

ホームから改札がある橋上までは階段のみが設置されエレベータは設置されていない。ホーム脇にスロープ用の出口が設置され、バリアフリーに対応している。

紀三井寺

改札は1ヶ所で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

紀三井寺

業務委託された有人改札となっており、みどりの窓口も設置されている。

紀三井寺

出口は2ヶ所で、紀三井寺へは東口から出ると近い。東口は駅周辺に広大な駐輪場がある。車の乗り入れもできるが、バス路線の乗り入れはない。

紀三井寺

町を歩くと紀三井寺の寺内町ということで土産物屋などもある。駅ホームからは山裾に紀三井寺の本堂の屋根が見える。

紀三井寺

西口はロータリーが整備されており、バスやタクシーが発着している。

紀三井寺駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,143人で、うち定期利用者は1,458人となっている。定期比率は68.0%で、定期利用者が7割に迫る数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で45.1%増、定期利用者は45.5%増、定期外利用者は44.2%増となっており、いずれも増加している。

  

鉄道コム

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