【関西各駅探訪第514回】神鉄粟生線木津駅

木津

【神戸複合産業団地が近くにあるが、駅周辺は田畑が広がる長閑な駅】

神鉄粟生線木津駅は神戸市西区にある。神戸複合産業団地への最寄駅だが、駅周辺は長閑な農村の風景となっている。粟生線内各駅に停まる準急と普通が停車する。木津駅は1937年4月27日に藍那〜押部谷間に木津駅として開業した後発の駅である。開業当時は三木電気鉄道の駅だったが、1947年1月9日に神有三木電気鉄道、1949年4月30日に神戸電気鉄道の駅となった。1952年10月1日に電鉄木津に改称、1988年4月1日に木津駅に戻った。1999年8月2日に橋上駅舎化された。

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駅構内はホーム2面2線で、駅舎は橋上化されている。

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ホームから改札階へはエレベーターが設置されており、バリアフリーに対応している。

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改札は1ヶ所で、無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。インターホンにより、拠点駅にいる係員と通話できる。

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出口は2ヶ所で、北口は地上までエレベーターが設置されている。北口には民家が点在しているが、周辺は田畑が広がっている。

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南口も地上に下りられるが、周辺は全て田畑になっている。

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陸橋で丘陵地と結ばれており、ロータリーがあり、バス路線が乗り入れている。

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その向こうには神戸複合産業団地や住宅地がある。

木津駅の2016年度1日あたりの乗車人員は538人で、うち定期利用者は377人となっている。定期比率は70.1%で、定期利用者が大半を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で88.9%増、定期利用者は72.0%増、定期外利用者は145.2%増となっており、少ないながらも利用者は増えてきている。

  

鉄道コム

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