【東寺に京都タワー、京都駅ビルなどを一望できる駅】
近鉄京都線十条駅は京都市南区にある。京都駅から2駅目の駅で、普通のみが停車する。1999年に高架化されて北側には京都の市街地が一望できるようになった。十条駅は1928年11月15日に奈良電気鉄道の駅として開業した。1963年10月1日に奈良電気鉄道が合併されて、近畿日本鉄道の駅となった。1998年10月3日に下り線、1999年11月27日に上り線が高架化された。
高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。近鉄京都線の普通は基本4両編成だが、京都〜新田辺間では、ラッシュ時に6両編成で運転される電車もある。
ホームから京都駅方を望むと西に東寺の五重塔が見え、東には京都駅ビル、京都タワーが見える。
改札は地上にあり、2階部にあるホームからはエスカレーター、エレベーターが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口は1ヶ所で南側に出られる。線路を挟んで東西にも出ることができる。
駅の南側には十条通(鳥羽通)が走っている。東へ約1kmの距離に地下鉄十条駅がある。同一駅名だが、乗り換えるにはかなり離れているので注意が必要だ。
十条駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,995人で、うち定期利用者は1,855人となっている。定期比率は62.0%で、定期利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で38.5%増、定期利用者は42.0%増、定期外利用者も33.3%増と全般的に増加傾向にある。