【関西各駅探訪第416回】近鉄京都線近鉄宮津駅

近鉄宮津

~西側に車庫、東側が広大な田畑が広がる隠れ急行停車駅~

近鉄京都線近鉄宮津駅は京都府京田辺市にある。普通しか停まらないが、宮津車庫を併設しており、入庫を兼ねた当駅止まりの急行も運転されている。1993年3月18日に宮津車庫が開設され、三山木信号所が設置された。同年9月21日に三山木信号所を近鉄宮津駅として開業した。近鉄京都線では一番乗降者数が少ない駅で車庫の反対側は田畑が広がっている。

近鉄宮津

ホーム1面4線で、中央に島式ホームがあり、外側に通過線があるイレギュラーな線路配置である。東海道新幹線の三島駅と同じ線路配置と言えばわかりやすいかもしれない。

近鉄宮津

大和西大寺方には引上げ線もあり、車庫へ入庫する時にはここで折り返すことになる。

近鉄宮津

2018年現在、エレベータやエスカレータの設置はなく、バリアフリーには対応していない。

近鉄宮津

改札は1ヵ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機や自動券売機が設置されている。

近鉄宮津

出口は2ヶ所あり、東側は田畑が広がっており、自転車置き場があるだけである。

近鉄宮津

西側は車庫を挟んで、市街地になっているが、その間にJR学研都市線が走っているため、駅周辺は非常に狭い。

近鉄宮津駅の2016年度1日あたりの乗車人員は202人で、うち定期利用者は115人となっている。定期比率は56.8%で、定期被用者の比率はごく普通の数値と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で13.2%減、定期利用者は14.5%減、定期外利用者は11.4%減となっている。全般的に利用者は少なく、近鉄京都線の中では断トツに少ない数値となっている。

  

鉄道コム

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