【関西各駅探訪第424回】JR草津線甲西駅

甲西

【交換あるいは複線を見越した将来構造が役に立つのはいつの日か】

JR草津線甲西駅は滋賀県湖南市にある。草津から3つ目の駅で、前後の石部、三雲に交換設備があるため、当駅は交換設備が準備されているだけとなっている。1981年10月1日に開業した草津線では一番新しい駅で、歴史は浅い。

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ホーム1面1線の橋上駅舎で、先述したように行き違い設備が増設できるよう準備されている。ホーム有効長は草津線の最大編成両数の8両分ある。

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ホームから改札がある橋上駅舎へはエレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。

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改札は1ヶ所で、橋上駅舎内にある。有人改札で、ICカード対応の簡易式の自動改札機が設置されている。自動券売機もあるが、みどりの窓口やみどりの券売機はない。

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出口は2ヶ所ある。北口がメインで、湖南市のコミュニティバスやタクシーが発着している。

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ロータリーがあり、一見すると立派な橋上駅舎に見える甲西駅だが、駅周辺を見るとまだまだローカル感が漂うところが多い。

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南口にもロータリーがあり、コミュニティバスの発着もある。駐車場があり、近くにセブンイレブンもあるが、周辺は田畑や空き地が多い。

甲西駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,454人で、うち定期利用者は1,796人となっている。定期比率は73.2%と7割以上が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で2.4%増、定期利用者は2.9%増、定期外利用者は1.1%増となっている。

  

鉄道コム

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