【普通電車利用者には迷惑な新幹線型の追い抜き駅】
上野芝
JR阪和線上野芝駅は大阪府堺市西区にある。杉本町〜鳳間で唯一の追い抜きができる駅のため、優等列車や快速が普通を追い抜くことが多い。
上野芝
中央に通過線を配置した線路配置で、本線にはホームはなく、副本線に対向式ホームが設置されている。新幹線でよく見られる線路配置で、関西では、阪急六甲や近鉄瓢箪山が同じ線路配置となっている。
上野芝
ホーム有効長は6両で、当駅は普通しか停まらない。上の写真は103系時代の普通のもの。今は103系は撤退し、223系、225系の普通車が運転されている。
上野芝
駅舎は橋上で、改札は2ヶ所設置されている。メインの改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機が設置されている。
上野芝
もう一つの改札はエレベーター利用者専用で、ICカード対応の自動改札機が設置されているだけである。
上野芝
エレベータ専用も改札は、上下で2ヶ所に分かれており、天王寺方面行き、和歌山方面行き双方に改札が設置されている。
上野芝
出口は2ヶ所で、東口にはロータリーがある。ロータリーから南海バスが乗り入れている。東口には駐輪場も設置されている。
上野芝
西口の駅前は狭く、住宅や店舗が混在した町になっている。
上野芝駅の2015年度1日あたりの乗車人員は8,765人で、うち定期利用者は6,444人となっている。定期比率は73.5%で、昨今にしては高い傾向にある。10年前の2005年度と比べると全体で6.6%の増加、定期利用者は9.7%も増加しており、定期利用者の伸びが目立つ。その反面定期外利用者は1.1%減となっている。
