【現在の京都の中心地はとりまるでもからすまるでもおへんからすまどす!】
阪急京都本線烏丸駅は京都市下京区にある。終点の河原町の1駅手前で、四条通、烏丸通という京都を代表する通が交差する烏丸四条の交差点付近に駅がある。京都の中心部に駅があるため、快速特急以下の優等列車が全て停車する。駅名は異なるが、地下鉄烏丸線四条駅と連絡している。
烏丸駅は1963年(昭和38年)6月17日に京都本線の大宮と河原町間の延伸に伴い開業した。1983年(昭和58年)6月1日に東西連絡地下道工事のため、東改札口を閉鎖した。1984年(昭和59年)10月1日に東改札口の供用を再開した。同年10月27日に東西連絡地下道が竣工した。1985年(昭和60年)4月1日に急行10両運転対応に伴うホーム延長工事が完成した。2013年(平成25年)12月21日に駅番号を導入した。
烏丸駅は地下駅で島式ホーム1面2線となっている。狭いところに10両編成対応でホームを延伸しているので、端っこの方はかなり狭くなっている。
烏丸駅の駅名板。四条通と烏丸通が交差する位置にあるので、四条烏丸と名乗ってもよさそうだが、阪急は烏丸、地下鉄は四条と混乱するような駅名の付け方となっている。
改札は2ヶ所あり、西改札と東改札がある。西改札がメインの改札となっており、地下鉄四条駅へは西改札が近く、地下道で連絡している。
東改札は無人で、階段しかないため、バリアフリーには対応していない。
東改札から河原町駅まで地下道が続いており、歩いて河原町駅まで行くことができる。
四条通に面した烏丸駅入口。タクシー乗り場もあり、現在は歩道が拡張されて、駅周辺は多少広くなっている。
烏丸駅東側の北口。烏丸三井ビルに出入口が設けられている。
地下では大丸京都店の地階とつながっている。
京の町屋風に整備された京都市バスのバス停。
広範囲に渡ってバス停が整備されている烏丸駅付近。さすがはバス王国京都といった感じだ。
烏丸駅の2015年度1日あたりの乗車人員は44,907人で、うち定期利用者が21,279人となっている。定期比率は47.4%でかなり低い。ICカードなどへの移行で定期外利用者が増えている。10年前の2005年度と比べると乗車人員で6.9%伸びており、定期利用者は減少したとはいえ、9.3%増加している。逆に定期外利用者は4.7%伸びで、意外に伸び率が小さい。
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