【関西各駅探訪第276回~阪急京都本線南方駅~】

【雑多な下町の中にある御堂筋線連絡駅は新大阪へも徒歩圏内!】

南方

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阪急京都本線南方駅は、大阪市淀川区にある。1921年4月1日に北大阪電気鉄道の駅として開業した。阪急京都本線の駅となったのは、阪急への合併後から終戦を終えて、さらに時間を経た1959年2月18日のことである。地下鉄御堂筋線西中島南方駅と連絡しており、同線の新大阪駅までは1駅となっている。新大阪駅へは多少離れているが、徒歩でも行くことができる。快速及び準急が停車し、準急は一部時間帯を除いてほぼ終日に渡って運転されている。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、改札は西側に寄っている。西側では地下鉄御堂筋線、新御堂筋と立体交差している。東側ではJR京都線と交差しているが、駅はないため連絡はしていない。

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改札は4ヶ所あり、西改札がメインの改札となっており、御堂筋線乗り換えはこちら側を利用することになる。

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中央にある改札はかつては臨時改札だったが、バリアフリー化により常設の改札となった。なお、上下線間に連絡通路はなく、個別に改札が設けられている。

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みなみ東改札ときた東改札にはエレベータが設けられ、ホームから改札、出口までバリアフリー化されている。

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きた東改札とみなみ東改札は無人になっている。

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駅周辺は雑居ビルが建ち並んでおり、雑多な雰囲気が漂う。新御堂筋の西側には日清食品の本社ビルがある。また、西側では新御堂筋と交差しているため、その側道と交差する踏切があるため、渋滞が発生するポイントになっている。

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新御堂筋、地下鉄の高架下に踏切があるため、見通しが非常に悪く、歩行者も注意する必要がある。駅前にはロータリーなどはないが、近くに市バスのバス停があり、大阪駅や井高野車庫への路線が発着している。

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駅の東側ではJR京都線と交差しており、カーブしながら淡路方面へ向かう。

南方駅の2015年度1日あたりの乗車人員は20,237人で、うち定期利用者は8,770人となっている。10年前の2005年度が乗車人員が17,813人、定期利用者が8,440人だったので、どちらも増加しており、定期外利用者は20%以上増加している。

  

鉄道コム

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