南海10000系【7000・7100系とのコンビで指定席自由席混成編成を実現】

10005F

10005F

会社名 南海電気鉄道
形式 10000系
使用線区 南海本線・南海和歌山港線
製造メーカー 東急車輌
制御方式 抵抗制御1C8M
主電動機 直流直巻電動機145kW
ブレーキ 電磁直通空気ブレーキ(発電ブレーキ併用、応荷重装置付)
台車 S型ミンデンFS-528・FS-028
最高速度 110km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 3.7km/h/s
減速度(非常) 4km/h/s
製造初年 1963年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS
座席定員 モハ10001 64人
モハ10101 62人(58人)
クハ10901 64人
サハ10801 64人(60人)
扉枚数・座席形状 2扉回転クロスシート
車体 21m級鋼板製
所属 住之江検車区
編成 4両
既存両数 20両(2019年2月現在)

南海10000系は南海本線特急サザン指定席用車両として1985年に登場した。特急四国号の代替として製造された。10000系は7000系、7100系と同等の足回りに更新していた旧1000系の機器を流用し、車体新製の形で新造された。特急サザンは指定席は10000系、自由席は7000系、7100系で編成された。当初は2両編成で製造され、後に中間車が造られ4両編成化された。

車内は転換クロスシートの旧1000系から大幅にグレードアップした回転式リクライニングシートとなった。サービスコーナーも設けられ、当初は一部列車で車内販売が行われていた。1992年に増備された中間車は同時期に製造された11000系と同じ座席仕様となり、肘掛収納のテーブル、フットレストなどが装備された。

主電動機出力145KWの直流直巻電動機で、抵抗制御、電磁直通空気ブレーキを採用。7000系、7100系と併結可能だが、同時期に登場した界磁チョッパ制御の9000系とは併結できない。

2015年2月現在、4両編成5本が存在する。12000系登場により、10006F編成と10005F編成が廃車となった。通勤型の8000系の増備が続いており、相方の7000系の置き換えぎ進んでいる。10000系も早晩12000系に置き換えられていくものと思われる。2015年6月から2016年3月末まで10004F編成が復刻塗装として登場時の塗装となった。また、2015年には10009Fが妖怪ウォッチラッピングになり4/29から6/28までの期間運転されていた。

←なんば 和歌山市→
10001Mcp 10801T 10101Mp 10901Tc
10004 10804 10104 10904
10005 10805 10105 10905
10006 10806 10106 10906
10007 10807 10107 10907
10008 10808 10108 10908
10009 10809 10109 10909
10010 10810 10110 10910
※10005Fと10006Fは廃車になった
10000系

1992年の増備車と1985年製造のオリジナル車では外観が異なる

10000系車内

10000系車内

10000系車内

10000系車内

  

鉄道コム

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