南海12000系【阪和間の特急にプレミアムな風が吹く】

12002F

12002F

会社名 南海電気鉄道
形式 12000系
使用線区 南海本線・和歌山港線
製造メーカー 東急車輌
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
1C2M×4群
主電動機 かご形三相誘導電動機定格180kW
ブレーキ 回生制動併用電気指令式ブレーキ(遅れ込め制御)
台車 モノリンク式ボルスタレス台車
SS-177M・SS-177T
最高速度 120km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 3.7km/h/s
減速度(非常) 4km/h/s
製造初年 2011年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS
座席定員 モハ12001 60人
サハ12801 68人
サハ12851 64人
モハ12101 50人
扉枚数・座席形状 1扉・回転式リクライニングシート
車体 21m級ステンレス製
所属 住之江検車区
編成 4両
既存両数 8両(2019年2月現在)

南海12000系は2011年9月1日より営業運転を開始した南海本線特急サザン用車両。特急サザン10000系の後継車で、サザンプレミアムの愛称が付けられている。難波〜和歌山市、和歌山港間で運用されている。


車体はステンレス製で、車体の基本構造は先に登場した通勤型の8000系に準じている。窓回りはブラック、車体下部はブルーの配色となり、イエローのラインが入っている。車体下部の中央にはサザンプレミアムの愛称ロゴが入れられた。

IGBT素子による1C4MのVVVFインバータ制御で、主電動機はかご形三相誘導電動機180KWを採用。4両編成2M2Tで運用される。いずれも通勤型の8000系と同一となっており、共通仕様化されている。

←なんば 和歌山市→
12001Mcp 12801T 12851T 12101Mcp
12001 12801 12851 12101
12002 12802 12852 12102

車内は2-2配列の回転式リクライニングシートで、背面には大型の収納テーブルが備えられている。また、ドリンクホルダー、フットレストが設置されている。また、各座席には交流100Vのコンセント電源が供給されている。鉄道車両では初めて車内にプラズマクラスターを設置し、車内空気の清浄を行っている。

 

2014年現在、4両編成2本が存在する。特急サザンに使用され、10000系と運用は共通になっている。自由席車は8000系が連結され、その他の車両と連結されることは今のところない。定期列車では南海本線難波〜和歌山港間のみの運用で、空港線や高野線に入ることはない。イベント列車では高野線や泉北高速線に乗り入れた実績がある。

12002F車内

 

  

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