1.概要
会社名 | 近畿日本鉄道 |
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形式 | 21020系 |
使用線区 | 難波線・大阪線・名古屋線 |
製造メーカー | 近畿車輌 |
制御方式 | VVVFインバータ 2レベルIGBT 1C2M |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 定格230kW |
ブレーキ | 電気指令式ブレーキ |
台車 | 軽量ボルスタレス台車 |
最高速度 | 130km/h |
加速度 | 2.5km/h/s |
減速度(通常) | 4km/h/s |
減速度(非常) | 4km/h/s |
製造初年 | 2002年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1435mm |
保安装置 | ATS |
車体 | 鋼板製 |
座席 | 回転式リクライニングシート |
座席定員 | 48人 ク21120 |
54人 モ21220 | |
52人 モ21320 | |
56人 サ21420・モ21520 | |
36人 ク21520 | |
所属 | 富吉検車区 |
編成 | 6両 |
既存両数 | 12両 |
近鉄21020系は2002年12月に登場した21000系アーバンライナーの後継車。アーバンライナーNEXTの愛称が付けられている。 21000系の更新改造を行うため、その代替として2編成製造された。客室内は全て禁煙となり、分煙化が行われ、21000系更新車にも反映された。
2.車両性能
21000系の後継車だが、製造から20年ほど経っていたため、制御方式は通勤型のシリーズ21と同じ、IGBT素子による1C2MのVVVFインバータ制御となった。主電動機はかご形三相誘導電動機230KWを採用。21000系は6両全電動車だったが、21020系はMT比1対1の3M3Tとなった。電動機のパワーアップにより、MT比1対1でも130km/h運転を行う性能を有する。ブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式を採用。T車遅れ込め制御、滑走防止制御などが付され、回生失効時には発電ブレーキに切り替わるようになっている。台車はヨーダンパ付きボルスタレス台車で、パンタグラフはシングルアームを採用した。
- 21121F
- 21122F
3.車内設備
車内設備は21000系アーバンライナーがデラックスシート2両、レギュラーシート4両で運転開始したのに対し21020系アーバンライナーNEXTはデラックスシートは1両となり、レギュラーシート5両の編成で運転を開始した。21000系アーバンライナーの更新工事では21020系アーバンライナーNEXTに合わせてデラックスシートは1両となった。このため、NEXTは運転開始当初は、アーバンライナーとは切り離して単独運用されていた。時刻表にもNEXT使用の列車は表記されていた。21000系更新工事完了後は、全編成が統一され、21020系も共通運用になったため、時刻表からNEXTの表記は消えている。デラックスシート、レギュラーシートともに揺りかご形の新しいシートになり、これは以後の21000系更新車や22600系にも採用されている。
デラックスシートは電動形リクライニングシートになり、21000系と同様に3列シートとなっている。テーブルは肘掛け内蔵型で、2つ折りタイプを採用。LEDの読書灯がヘッドレスト左側に付けられている。
レギュラーシートは従来通り2-2配列で、揺りかごシートが採用された。車内情報装置はLCDモニターによるものになり、案内情報、ニュース、天気予報、告知などの他に前面展望の映像も流される。
21020系では各座席へのコンセント電源の供給はなかったが、2018年以降デラックスカーに設置され、2021年以降レギュラーシートにも設置されている。近鉄ではしまかぜから始まった車内フリーWi-Fiのサービスも提供されている。全室禁煙化により、編成中2箇所に喫煙室が設けられた。また、車内販売の中止により、飲料の自動販売機も設置された。
21020系編成表 | 6両編成 | 12両 | |||
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←大阪難波・大阪上本町 | 近鉄名古屋→ | ||||
ク21120Tc | モ21220M’ | モ21320M’ | サ21420T | モ21520M’ | ク21620Tc |
21121 | 21221 | 21321 | 21421 | 21521 | 21621 |
21122 | 21222 | 21322 | 21422 | 21522 | 21622 |
4.2022年6月現在車両状況
2022年6月現在、6両編成2本が存在している。21000系6両編成と共通運用になっており、登場時から名阪甲特急に運用されていたが、2021年2月で名阪甲特急の運用からは離脱した。現在は名阪乙特急を中心に、名伊特急、阪奈特急などに運用されている。