JR奈良線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2023年3月18日改正】

221系普通奈良行きと221系快速奈良行きが並ぶ京都駅

1．概要

JR奈良線の平日夕方ラッシュ時ダイヤは30分サイクルで運転されている。30分サイクルに快速1本、普通2本の運転で、運転本数はデータイムと同じ毎時6本となっている。みやこ路快速の運転はなく、快速が30分毎に運転されている。

2．2023年3月18日ダイヤ改正

205系NE409普通奈良

2023年3月18日ダイヤ改正でJR藤森～宇治間の複線化が完成した。これによる平日夕方ラッシュ時ダイヤでの列車の増発はなかったが、各列車の所要時間が短縮された。快速は1～6分短縮された。普通は1～9分短縮された。運転時刻の見直しも行われ、ダイヤ形態はそのままでも大きな時間変更が行われている。

3．みやこ路快速・快速・区間快速

221系NC616快速奈良

快速は京都から奈良までの運転で、停車駅は京都から東福寺、六地蔵、宇治、小倉、新田、城陽、玉水、木津、奈良。みやこ路快速の停車駅に加えて小倉、新田に停車する。京都～奈良間の所要時分は49～55分で、みやこ路快速の42分よりも遅い。221系6両編成が使用されている。

京都発17時03分のみみやこ路快速となっており、これがみやこ路快速の最終となっている。京都発19時35分以降は区間快速が運転されている。区間快速は東福寺、六地蔵、宇治に停車し、宇治から奈良まで各駅に停車する。

JR藤森～宇治間の複線化により、行き違い待ちなどの時間が短縮された。京都発17時03分のみやこ路快速は3分短縮、京都発17時35分、18時05分の快速が6分短縮、同18時35分の快速が5分短縮された。京都発毎時09・23・39・53分だったものが、毎時11・26・41・56分の発車となった。京都発17時26分の普通奈良行きが9分短縮っされ、京都発17時11分の城陽行きも5分短縮された。京都発18時11分、19時11分の城陽行きは6分短縮されている。

3．普通

205系NE402普通城陽

普通は奈良行きと城陽行きが交互に運転され、奈良行きは宇治で快速と緩急接続を行う。快速は宇治～城陽間は各駅に停まるため、普通は宇治で長く停まり、快速とは3分の続行運転となっている。奈良までの都市間輸送はこの時間帯それほど重要視はされていないので、夕方ラッシュ時以降は区間快速の運転とする方が運転効率は良いかもしれない。快速は京都発19時36分以降は区間快速となっている。区間快速が運転されるスジでは区間快速の前の普通は宇治行きとして運転されている。普通奈良行きは区間快速の後の運転となる。

2023年3月18日ダイヤ改正で、JR藤森～宇治間が複線化された。これにより行き違い待ちなどが減り所要時間が短縮された。京都発車時刻も変更され、京都発毎時09・23・39・53分から京都発毎時11・26・41・56分となった。所要時間は京都発17時26分の普通奈良行きが最大9分短縮され、京都発18時11分、19時11分の普通城陽行きが6分の短縮、京都発17時11分の普通城陽行きと京都発18時26分の普通奈良行きが5分短縮されるなど、ほとんどの列車の所要時間が短縮されている。