JR湖西線ダイヤ【2023年3月18日改正】

223系R202

1．概要

JR湖西線は山科～近江塩津間を短絡する路線として建設されたため、国鉄時代から大阪から北陸方面への優等列車が数多く運転されている。現在は特急サンダーバードが毎時1～2本運転されている。2006年には北陸本線長浜～敦賀間とともに永原～近江塩津間が直流電化され、新快速が敦賀まで運転されるようになった。普通電車は全て京都から運転されており、多くは近江舞子、近江今津で折り返している。近江今津以遠は直流電化前は近江今津～敦賀間の普通が1日数往復運転されるにすぎなかったが、2006年の直流電化完成により新快速が直通するようになり、近江今津～敦賀間では各駅に停車する新快速が毎時1本運転されている。
2022年3月12日ダイヤ改正では、データイムダイヤで、京都〜近江今津間の普通が京都〜近江舞子間に短縮された。これにより、近江舞子〜近江今津間は各駅に停車する新快速1本のみの運転となった。

2．2023年3月18日改正

113系C17

2022年3月12日ダイヤ改正のダイヤを踏襲しており、2023年3月18日ダイヤ改正では大きな変化はなかった。ダイヤ面では大きな変化はなかったが、3月31日で113系、117系の運用が終了し、223系2500番台などの運用が開始されて、車両運用面では大きな変化があった。

3．データイムダイヤ

683系B35

京都発11時台から14時台の間に特急サンダーバードが1～2本の運転で、新快速が毎時1本、普通が毎時3本運転されている。特急サンダーバードは12時台のみ2本が運転され、その他の時間帯は毎時1本の運転となっている。
新快速は毎時1本が敦賀まで運転されている。停車駅は京都から山科、大津京、比叡山坂本、堅田、近江舞子以遠の各駅。近江今津まで12両編成で運転され、近江今津で後ろ8両を切り離して、敦賀までは4両編成で運転されている。
普通は近江舞子まで毎時2本、堅田まで毎時1本が運転されている。堅田までの各駅は毎時3本運転されているが、堅田～近江舞子間の各駅は毎時2本、近江舞子～近江塩津間の各駅は毎時1本の運転となっている。

4．平日朝ラッシュ時ダイヤ

223系R2

上り京都着7時台に6本、同8時台に6本が運転されている。7時台には新快速が敦賀発で1本運転されている。停車駅は近江舞子までの各駅、堅田、比叡山坂本、大津京、山科、京都。京都から姫路まで運転されている。普通は敦賀発1本、近江今津発1本、近江舞子発2本、堅田発1本が運転されている。
京都着8時台には近江舞子発で湖西線内各駅に停車し、京都からJR京都線快速大阪行きになる列車が1本運転されている。永原発1本、近江今津発2本、近江舞子発2本、堅田発1本の運転で、近江舞子始発のうち1本は前述した京都からJR京都線直通の大阪行き快速となる。

5．平日夕方ラッシュ時ダイヤ

223系R52普通近江舞子

京都発17時台には普通が4本、同18時台には快速1本、普通3本、同19時台には普通が5本運転されている。湖西線では16時台以降新快速の直通は1本を除いてない。
17時台は普通のみの運転で、近江今津行き3本、近江舞子行き1本が運転されている。近江今津行き1本は近江今津で普通近江塩津行きと連絡している。18時台は大阪始発の新快速敦賀行きが1本運転される。この電車は京都から快速となり、湖西線内では山科、大津京、比叡山坂本、おごと温泉、堅田、近江舞子以遠の各駅に停車する。16時以降では唯一の新快速となっている。普通は近江舞子行きが3本運転されている。19時台は普通のみの運転に戻り、永原行き1本、近江今津行き2本、近江舞子行き2本が運転されている。京都発19時01分の普通近江今津行きは近江今津で近江塩津行きに連絡している。

6．平日夜間ダイヤ

京都発20時台に4本、同21時台に3本、同22時台に3本、同23時台に2本が運転されている。20時台は近江今津行き1本、近江舞子行き2本、堅田行き1本が運転されている。堅田行きは2022年3月12日ダイヤ改正で近江舞子行きから堅田行きに短縮された。京都発20時56分の近江舞子行きは永原行きから短縮されて近江舞子行きとなった。

21時台には永原行き1本、近江今津行き1本、近江舞子行き1本が運転されている。22時台には近江今津行き1本、近江舞子行き2本が運転されている。23時台は近江今津行きが2本運転され、京都発23時46分の近江今津行きが湖西線最終電車となる。近江今津以遠へは永原までが京都発21時11分の普通永原行きが最終。近江塩津へは近江今津発21時14分の近江塩津行きが最終となっている。上り最終は永原発22時40分の普通京都行きで、近江塩津からの最終は近江塩津発21時52分の普通京都行きとなっている。