JRおおさか東線ダイヤ【2021年3月13日改正】

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【概要】

2021年3月13日改正ではおおさか東線は大きな変動はなかった。直通快速、普通ともに本数に変更はなく、使用車両も直通快速が207系、321系7両編成、普通が201系6両編成での運用で変わりはない。今後201系が221系に置き換えられていく予定で、2022年3月に予定されているダイヤ改正では何らかの変動があると思われる。

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【おおさか東線データイムダイヤ】

おおさか東線データイムダイヤは、普通が新大阪～久宝寺間に毎時4本15分毎に運転されている。全て201系6両編成で運転されている。新大阪～久宝寺間は34分で走っている。表定速度は35.6㎞/hで、速くはないが、途中待避などはないので、時間的なロスは少ないダイヤになっている。新大阪行きは放出で学研都市線区間快速塚口行きと連絡している。おおさか東線は、JR淡路で阪急京都線、JR野江で京阪本線、地下鉄谷町線、高井田中央で地下鉄中央線、河内永和で近鉄奈良線、JR俊徳道で近鉄大阪線と連絡しており、JR以外の路線との連絡が多く、中でも高井田中央、河内永和は順調に利用者を増やしており、直通快速停車駅になった。延伸部ではJR淡路駅が既に結節点としての機能を果たしており、今後も利用者の増加が期待される。
2022年3月に予定されているダイヤ改正では、201系を221系に置き換えることが決定している。201系6両編成が221系6両編成になる見込みだが、4扉ロングシート車から3扉転換クロスシート車に置き換えられることによって、時間帯によって混雑の悪化が懸念されるところだ。また、一部駅では4扉車に合わせた簡易のホーム柵を設置しているため、221系運用前にこれらを撤去する必要がある。

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【JRおおさか東線平日朝ラッシュ時ダイヤ】

JRおおさか東線の平日朝ラッシュ時ダイヤは、新大阪着7時台に直通快速が2本、普通が4本、8時台に直通快速が2本、普通が4本運転されている。直通快速が毎時2本運転される以外は、データイムダイヤも変わらない運転本数となっており、一部区間、一部時間帯では非常に混雑する電車も見られる。おおさか東線の電車は、201系6両編成で、データイムもラッシュ時も同じ編成が使用されている。直通快速は207系、321系の7両編成で運転されるが、普通電車よりも輸送力には余裕がある。平日に限れば、207系・321系と201系の運用を逆にして、普通の輸送力をアップさせた方がよいかもしれない。一番いいのは電車を増発することだが、久宝寺での大和路線とのホーム共用がネックになっており、電車の増発がままならない。放出～新大阪間の区間電車の増発を行うことも考えられるが、車両数が足りないため増発ができない。今後、201系は221系に置き換わっていく予定だが、4扉ロングシート車から3扉転換クロスシート車への置き換えにより混雑の悪化が懸念される。網干区から奈良区へは221系6両編成を中心に転属が行われているが、ラッシュ時に限っては8両編成での運用も検討した方がよい。207系、321系の直通快速を221系に置き換えて、207系、321系は普通に運用した方が混雑緩和ができる。直通快速は221系6両編成でも十分と思われる。一部列車は221系6両編成での運転となるが、ピーク時間帯の列車を207系、321系で運転すれば、少しでも混雑が緩和されるのではないか。コロナ禍で利用者は減少しているが、コロナ後も見据えた車両、ダイヤ編成を期待したい。

207系H2直通快速奈良

　【JRおおさか東線平日夕方ラッシュ時ダイヤ】

おおさか東線平日夕方ラッシュ時ダイヤは、新大阪発17時台から20時台まで、直通快速が毎時1本、普通が毎時4本運転されている。直通快速は東西線直通時代には、毎時2本運転されていたが、新大阪発着になって毎時1本で幅広い時間帯に運転されるようになった。基本的に普通は、平日朝ラッシュ時ダイヤと同じく、データイムと同じ本数しか運転されていない。朝ラッシュ時ほどではないが、待ち時間が長く、ラッシュ時の運転としては間延びしている。おおさか東線普通の運転は、データイム15分毎、ラッシュ時は10分毎の運転が利用だと思う。ラッシュ時に快速の運転は、現状ではそれほど必要とも思えない。新大阪から奈良までの直通運転をアピールしているが、ラッシュ時にその恩恵に預かる人はかなり少ない。直通快速は、観光や行楽用のラッシュ前後の時間帯に設定して、ラッシュ時は普通を増発した方が利便性が上がるのではないかと思う。久宝寺での折り返しに難があるので、増発となる2本は久宝寺から大和路線に乗り入れて、柏原、王寺まで運転すればよい。