阪神5131形【最強加減速を誇るジェットカーの電機子チョッパ制御版】

5135F

5135F

会社名 阪神電気鉄道
形式 5131形・5331形
使用線区 阪神本線・神戸高速鉄道
制御方式 電機子チョッパ制御
主電動機 直流直巻電動機
定格75kW
ブレーキ HSC-R 電磁直通電空併用抑速式
最高速度 110km/h
加速度 4.5km/h/s
減速度 5km/h/s
製造初年 1981年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS(阪神・山陽)
定員 131人(先頭車)
140人(中間車)
車体 鋼板製
扉枚数/座席形状 18m級3扉ロングシート
所属 尼崎車庫
編成 4両
既存両数 0両
製造メーカー 武庫川車両工業

阪神5131形は1981年から製造された電機子チョッパ制御の普通車である。1980年に電力回生ブレーキを搭載したチョッパ制御の冷房車として5151形と5311形が製造され、その成果を受けて翌年から5131形が製造された。車体関係は1977年に登場した5001形と同様でMc’+Mcの2両ユニットで製造され、回生制動車のため離線時の対策として2両ともパンタグラフを搭載した。2両ユニット7本が製造された。同時に製造された5331形は2両ユニット5本が製造されていた。同じチョッパ制御車だが、形式が分かれているのは5131形が東芝製の制御器を搭載していたのに対し、5331形は三菱製の制御器を搭載していたためである。1987年12月ダイヤ改正で普通車の4両編成化が実施され、5001形と同様に1988年から1991年にかけて先頭車幌撤去、中間運転台撤去、ドアエンジン変更、電動行先表示器の設置が施工された。

チョッパ制御車は交換部品の入手が困難なため制御器関係の更新を行わず新製車への代替置き換えが行われた。5311形が早々に廃車となり、5331形が2017年2月に全車廃車となっている。5131形は5550系投入により、5143 – 5144は2010年10月に5313 – 5314とともに廃車となった。2017年には5331Fが廃車になり、5331形は形式消滅した。2017年7月には5135Fが、同年11月には5139Fが廃車され、2017年12月時点では5131Fが残るのみとなった。2019年4月には5131Fも運用を離脱し、5月に全車廃車となり、5131形は全廃となった。

阪神5131形 4両編成 4両
←梅田 高速神戸→
5131Mc 5131Mp 5131M 5131Mcp
5131 5132 5133 5134

 

阪神5131形 4両編成 10両
←梅田 高速神戸→
5131Mc 5131Mp 5131M 5131Mcp
5135 5136 5137 5138
5139 5140 5141 5142
5131Mc 5131Mp 5311Mcp 5311Mcp
5143 5144 5313 5314

 

阪神5331形 4両編成 10両
←梅田 高速神戸→
5331Mc 5331Mp 5331M 5331Mcp
5331 5332 5333 5334
5335 5336 5337 5338

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