阪神9300系【3011形以来の阪神久々のセミクロスシート車】

9503F

会社名 阪神電気鉄道
形式 9300系
使用線区 阪神本線・神戸高速鉄道・山陽電鉄
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
1C4M
主電動機 かご形三相誘導電動機
定格130kW
ブレーキ 回生制動併用全電気指令式電磁直通空気制動
台車 ボルスタレス台車
最高速度 120km/h
加速度 3km/h/s
減速度(通常) 4km/h/s
減速度(非常) 4.3km/h/s
製造初年 2001年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS(阪神・山陽)
座席定員 48(124)人先頭車ロング
50(131)人中間車セミクロス
車体 鋼板製
扉枚数/座席形状 18m級3扉セミクロスシート
所属 尼崎車庫
編成 6両
既存両数 18両
製造メーカー 武庫川車両工業

阪神9300系は1991年に製造されたセミクロスシート車。阪神としては3011形以来47年ぶりのセミクロスシート車である。阪神タイガースが1985年に優勝したのは21年ぶり、2003年に優勝したのは18年ぶりだったので、その二つを掛け合わしても足りないぐらい古い話ということになる。先頭車は混雑緩和のためロングシート車となり、2~5号車がセミクロスシートとなった。セミクロス車も車端部はロングシートで、扉間が2-2配置の転換クロスシートとなった。主電動機は定格130kWで、1996年に投入された9000系と同じ電動機を使用。制御方式はVVVFインバータで、阪神では初めて制御装置にIGBT素子を使用している。6両編成で4M2Tとなっており、起動加速度3.0km/h/sを実現している。外観塗装は赤胴車のイメージを踏襲しながらも5500系と同様に、上部を明るいプレストオレンジ、下部はシルキーベージュのツートンカラーとなった。従来の赤胴車よりも明るいイメージになったが、当初はオレンジ色の車体は阪神タイガースのライバル球団であるジャイアンツカラーだということでタイガースファンを中心に評判が悪かった。しかし、8000系のリニューアル車なども同様の塗り分けとなっており、すっかり定着している。2014年6月現在6両編成3本が存在している。阪神本線のほか、神戸高速鉄道東西線、山陽電鉄本線などで活躍している。直通特急、特急、区間特急、急行、区間急行などに広く運用されている。なお、9300系は阪神なんば線、近鉄線には乗り入れない。

阪神9300系 6両編成 18両  
←大阪梅田 元町→
9501 9301 9401 9401 9301 9501
Tc M Mp Mp M Tc
123人 133人 133人 133人 133人 123人 製造年月 製造メーカ
9501 9301 9401 9402 9302 9502 2001年3月 武庫川車両
9502 9303 9403 9404 9304 9504 2002年3月 武庫川車両
9503 9305 9405 9406 9306 9506 2002年9月 武庫川車両

 

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