【藤森神社や京都教育大前に近い新興の駅は現在の複線の終点】
JR奈良線JR藤森駅は京都市伏見区にある。藤森神社には比較的近いが、同じ駅名の京阪本線の藤森とは少し離れていて、墨染の方が近い。JR発足後に開設された新しい駅で、現在当駅から宇治までの複線化工事が鋭意進捗している。普通のみが停車する駅で、データイムは普通が毎時4本の運転で、行き違いなどの都合から等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時7時台、8時台ともに4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時も普通が4本運転されている。JR藤森駅は1997年3月8日に開業した。2001年3月3日に京都から当駅までの間が複線化された。2003年11月1日にICカードの利用が可能になった。2016年3月24日にエレベータの使用が開始された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
駅は掘割の中にあり、京都方は複線、奈良方は単線となっており、奈良方では複線化工事が進捗している。
ホームから改札がある地上へはエレベータが設置されている。
改札は1ヵ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口も1ヵ所で地上に出ることができる。掘割のため駅の構造は橋上駅舎だが、出口は地上と同じレベルになる。
小さなロータリーがあり、京都市営バスが乗り入れている。
駅近くには駐輪場や駐車場が整備されている。
駅の西側に京都教育大学や藤森神社がある。さらに西側を京阪本線が走っており、墨染駅がある。
JR藤森 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 3,104 | 2,014 | 1,090 | 64.9% |
2007年度 | 2,759 | 1,757 | 1,002 | 63.7% |
対07年度比 | 112.5% | 114.6% | 108.9% |
JR藤森駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,104人で、うち定期利用者は2,014人となっている。定期比率は64.9%で、定期利用者は7割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で12.5%増、定期利用者は14.6%増、定期外利用者は8.9%増となっている。