【関西各駅探訪第944回】JR和歌山線名手駅

名手

 【かつては当駅始発列車も設定されていた】

JR和歌山線名手駅は和歌山県紀の川市にある。粉河の一つ橋本寄りにあり、粉河折り返し電車も多いため、データイムは毎時1本の運転となる時間帯が多い。かつては当駅始発の電車も設定されていた。電車はデータイム毎時1本の運転、平日朝ラッシュ時和歌山方面行きは7時台に快速1本、普通2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時王寺方面行き18時台に快速1本、普通1本、19時台に快速1本、普通2本が運転されている。名手駅は1901年10月1日に紀和鉄道の笠田〜粉河間に新設された。1904年8月27日に関西鉄道の駅となった。1907年1月1日に国有化された。1909年10月12日に線名制定により和歌山線の駅となった。

名手

駅構内はホーム2面2線でホーム有効長は20m級車両6両分ある。

名手

上下ホーム間には陸橋が設置されているが、エレベーターなどの設備はない。

名手

ホームには待合室があり、地元の自動が描いた絵が飾られている。

名手

改札は1ヶ所で無人化されている。簡易式自動券売機が設置されているが、自動改札機の設置はなく、ICカード利用には対応していない。227系1000番台投入により車内ICカードリーダーが搭載される予定で、間もなくICカードの利用ができるようになる。

名手

駅舎にも待合室があり、コインロッカーや自動販売機が設置されている。

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出口も1ヶ所で、北側に出られる。自動販売機の隣には昔ながらの郵便ポストも立っている。

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駅前にはロータリーがあり、駐輪場などが整備されている。

名手 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 491 382 109 77.8%
2007年度 565 427 138 75.6%
対07年度比 86.9% 89.5% 79.0%  

名手駅の2017年度1日あたりの乗車人員は491人で、うち定期利用者は382人となっている。定期比率は77.8%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で13.1%減、定期利用者は10.5%減、定期外利用者は21.0%減となっており、減少傾向にある。

  

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