【関西各駅探訪第1016回】伊賀鉄道伊賀線広小路駅

広小路

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【その昔近江鉄道が当駅まで延伸する計画があった】

伊賀鉄道伊賀線広小路駅は三重県伊賀市にある。上野市駅の1つ手前にあり、伊賀市の市街地の中に駅がある。駅の路地裏を線路が走る風景になっており、市内電車の様相を呈している。電車は毎時2本の運転が基本で、ほぼ終日毎時2本が運転されている。広小路駅は1922年7月18日に旧伊賀鉄道上野町~名張(西名張)間開通とともに開業した。1926年12月19日に社名変更により伊賀電気鉄道の駅となった。1929年3月31日に会社合併により大阪電気軌道伊賀線の駅となった。1931年9月26日に路線譲渡により参宮急行電鉄の駅となった。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1945年6月1日に営業を休止、戦後1946年3月15日に営業を再開した。2000年3月15日に無人化され、2007年8月27日に駅舎が撤去された。2007年10月1日に経営分離により伊賀鉄道伊賀線の駅となった。

広小路

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駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両2両分ある。

広小路

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ホームはカーブしており、駅付近では伊賀神戸方はS字カーブになっているため、電車は出発、到着時ともにゆっくり走る。

広小路

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上野市までは0.5㎞しか離れていないため徒歩圏内にある。駅周辺は駐輪場がある以外は特にめぼしいものはなく、駅周辺の道路は狭いため、バスやタクシーの乗り入れもない。

広小路 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 43 14 29 33.1%
2007年度 34 20 14 59.4%
対07年度比 124.7% 69.5% 205.5%  

広小路駅の2017年度1日あたりの乗車人員は43人で、うち定期利用者は14人となっている。定期比率は33.1%で、定期利用者は少ない。10年前の2007年度と比較すると全体で24.7%増、定期利用者は30.5%減、定期外利用者は105.5%増となっており、定期外利用者が増加している。

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