【関西各駅探訪第991回】紀州鉄道西御坊駅

西御坊

【日高川までの線路が廃止になり終点となった】

紀州鉄道西御坊駅は和歌山県御坊市にある。紀州鉄道の終点で、かつてはここからさらに先の日高川まで路線が延びていたが、1989年に廃止になった。以来当駅が紀州鉄道の終点となっているが、日高川への線路の痕跡が残っており、かつて中間駅だった名残を確認することができる。列車は毎時1本の運転で、12時台のみ運転がない。

西御坊

西御坊駅は1932年4月10日に松原口駅として開業した。開業後に西御坊に改称された。1989年4月1日に日高川までの線路が廃止になり、当駅が終点となった。2018年8月27日に無人化された。

西御坊

駅構内はホーム1面1線で、無人化されているが駅舎は残っている。

西御坊

かつては切符を駅で購入することができたが、無人化されたため、運賃精算は全て車内精算となった。

西御坊

駅南側にはかつて日高川まで延びていた線路跡が残っている。