【神崎川と左門殿川の中州にある区急停車駅】
阪神本線千船駅は大阪市西淀川区にある。区間急行停車駅だが、区間急行の運転は平日朝ラッシュ時のみで、その他は普通のみが停車する。以前は準急が停車していたが、阪神なんば線が開業した2009年3月20日ダイヤ改正で本線から姿を消した。データイムは普通が毎6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り梅田方面8時台には区間急行5本、普通6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が6本運転されている。
千船駅は1921年1月5日に佃駅と大和田駅を統合して新設された。1977年6月10日に高架化された。2009年3月20日ダイヤ改正から区間急行停車駅となった。
駅構内は高架ホーム2面4線で、ほとんどの普通はここで直通特急、特急を待避する。
ホーム有効長は意外に長く取られており、18m級車両8両分ある。阪神本線では区間急行が6両編成だが、普通は全て4両編成のため、ホーム有効長にはかなり余裕がある。
ホームから改札がある2階コンコースへはエレベーターが設置されている。
改札は1ヶ所で地上2階にある。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
駅改札内、改札外にコインロッカーがあり、コンビニもある。
出口は4ヶ所で、コンコースから地上へはエスカレーター、エレベーターが設置されている。
南口にはカリヨン広場があり、駅前広場になっている。駅周辺の道路は狭くバスやタクシーの乗り入れはない。
北口は千船病院があったが、福駅付近に移転したため、一部は取り壊されている。
高架下にはアバリーナ千船がある。1階、2階に店舗が入っている。
駅周辺道路は非常に狭く、駅から少し離れた西側を大阪シティバスの路線バスが走っている。
千船 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 9,447 | 5,509 | 3,938 | 58.3% |
2007年度 | 9,544 | 5,607 | 3,937 | 58.7% |
対07年度比 | 99.0% | 98.3% | 100.0% |
千船駅の2017年度1日あたりの乗車人員は9,447人で、うち定期利用者は5,509人となっている。定期比率は58.3%で、定期利用者は6割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で1.0%減、定期利用者は1.7%減、定期外利用者はほぼ横ばいとなっている。