【関西各駅探訪第1001回】JR神戸線曽根駅

曽根

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【阿弥陀駅として開業した】

JR神戸線曽根駅は兵庫県高砂市にある。普通のみが停車する駅で、山陽電鉄本線にも山陽曽根駅があるが、南へ1.5kmほど離れている。曽根天満宮は山陽曽根駅の近くにある。駅付近の地名は阿弥陀となっており、駅開業当初は阿弥陀駅を名乗っていた。電車はデータイムに普通が毎時2本30分毎の運転。平日朝ラッシュ時上り7時台に普通が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台に普通4本が運転されている。曽根駅は1888年12月23日に山陽鉄道の阿弥陀駅として開業した。1902年3月1日に曽根駅に改称された。1906年12月1日に国有化された。1907年11月1日に現在地に移転した。1909年10月12日に山陽本線の駅となった。1982年11月15日に貨物の取扱を取りやめた。JR発足後2003年11月1日からICカードの利用が可能になった。2011年3月17日にはバリアフリー化改造で、エレベーター、スロープが設置された。2014年1月31日でみどりの窓口の営業が終了し、翌日からみどりの券売機の稼働が開始した。

曽根

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は12両編成停車に対応している。かつては2面3線だったが、中線が撤去されて、イレギュラーな配線の2面2線の配置となっている。

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駅構内はカーブしており、新快速も速度を落として通過する。

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駅舎は上りホームに面してあり、下りホームからは陸橋を使ってアクセスする。

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陸橋にはエレベータも設置されており、バリアフリーに対応している。

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改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動精算機が設置されている。

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改札外には自動券売機とみどりの券売機が設置されている。

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出口は1ヶ所で北側に出られる。

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駅前はロータリーがあり、駐輪場も整備されている。神姫バスの路線バスも乗り入れており、タクシーも常駐している。

曽根 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 4,183 3,289 894 78.6%
2007年度 4,368 3,429 939 78.5%
対07年度比 95.8% 95.9% 95.2%  

曽根駅の2017年度1日あたりの乗車人員は4,183人で、うち定期利用者は3,289人となっている。定期比率は78.6%で、およそ8割の利用者が定期利用者となっており、定期比率が非常に高い。10年前の2007年度と比較すると全体で4.2%減、定期利用者は4.1%減、定期外利用者は4.8%減となっている。

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