【関西各駅探訪第729回】JR紀勢本線加茂郷駅

加茂郷

【旧下津町の中心駅】

JR紀勢本線加茂郷駅は、和歌山県海南市にある。海南から2つ南にある。特急は停車しないが、ラッシュ時に設定されている快速は停車する。昼間時は普通が30分毎の運転。平日朝ラッシュ時下り和歌山方面へは6時台に快速1本、普通2本、7時台に快速1本、普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り紀伊田辺方面へは、19時台に快速1本、普通2本が運転されている。その他の時間帯は普通が毎時2本の運転となっている。加茂郷駅は1924年2月28日に紀勢西線の駅として開業した。1959年7月15日に紀勢本線の駅となり、1967年3月3日に下津までの複線化が完成。同24日には冷水浦までの複線化が完成した。1978年10月2日には1500V直流電化が完成し、電車の運転が開始された。

加茂郷

駅構内はホーム2面3線で、当駅で特急を待避する普通電車もある。ホーム有効長は長く取られており、20m級車両9両分ほどあるが、実際に停まる電車は4両編成がほとんどである。

加茂郷

上下ホーム間には陸橋が設けられているが、エレベータは設置されておらずバリアフリーには対応していない。

加茂郷

改札は1ヶ所で有人改札となっている。自動改札などの設置はなく、自動券売機が設置されている。

加茂郷

出口は1ヶ所で、駅前は小さなロータリーがあり、タクシーや自家用車などの乗り入れは可能となっている。

加茂郷

有田交通の路線バスも運行されている。

加茂郷

駅前には青春の池という小さな池がある。

加茂郷

駅舎内には待合室があり、コインロッカーも設置されている。

加茂郷 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 804 645 159 80.2%
2006年度 1,007 792 215 78.6%
対06年度比 79.8% 81.4% 74.0%  

加茂郷駅の2016年度1日あたりの乗車人員は804人で、うち定期利用者は645人となっている。定期比率は80.2%で、定期利用者が8割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で20.2%減、定期利用者は18.6%減、定期外利用者は26.0%減となっており、大幅に減少している。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました