【関西各駅探訪第861回】山陽電鉄本線中八木駅

中八木

【アカシゾウが発掘された海岸に近い】

山陽電鉄本線中八木駅は兵庫県明石市にある。普通のみが停車する駅で、山陽電鉄本線の中では海に近い駅の一つとなっている。海を望むことはできないが、近くにある明石海峡の海岸ではアカシゾウの遺跡が発掘された。近くには山陽新幹線も走っており、駅からその姿も見ることができる。

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電車はデータイムに普通が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台に5本、8時台に4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台、19時台にそれぞれ普通が5本運転されている。中八木駅は1923年8月19日に神戸姫路電気鉄道の駅として開業した。1927年4月1日に宇治川電気の駅となり、1933年6月6日に山陽電気鉄道の駅となった。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両4両分ある。

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上下ホーム間には地下道が設けられている。

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上りホームには駅北側にある明石城西高校専用の出口が設置されており、登下校時に使用されている。

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改札は1ヶ所で下りホーム側にある。無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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出口も1ヶ所で駅の南側に出られる。県道718号線が走っている。

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駅の北側からは明石市コミュニティバスTACOバスが発着している。

中八木駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,658人で、うち定期利用者は1,107人となっている。定期比率は66.8％で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で42.0%増、定期利用者は45.3%増、定期外利用者は35.8%増となっている。