山陽電鉄3200形

3210F

会社名 山陽電気鉄道
形式 3200形
使用線区 山陽電鉄本線・山陽網干線・神戸高速鉄道
制御方式 抵抗制御1C8M
主電動機 直流直巻電動機定格110kW MB-3020
ブレーキ 発電制動付き電磁直通ブレーキ
台車 KW-1B
最高速度 110km/h
加速度 2.4km/h/s
減速度(通常) 4km/h/s
減速度(非常)  
製造初年 1969年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS(阪神・山陽)
定員 140人(先頭車)
150人(中間車)
車体 普通鋼製
扉枚数/座席形状 18m級3扉ロングシート
所属 東二見車庫
編成 3両
既存両数 0両(製造両数18両)
製造メーカー 川崎重工
備考 ワンマン運転対応

山陽3200形は、2000系の主電動機と駆動装置を流用して製造された車両で、1969年から1970年にかけて製造された車両である。1969年から1970年にかけて3200+3201、3202+3203、3204+3205の6両が製造された。これらは2000系の2002~2007を3550形T車化改造により、不要になった主電動機、駆動装置を流用した。主電動機は出力110kWのMB-3037を使用した。車体、制御器、制動装置などは3000形3次車と同一となった。3600形Tc車を組み込んだ3両編成で運用された。1988年には3034+3035、1989年には3036+3037の主電動機と駆動装置を2000系の廃車発生品に換装し、3206+3207、3208+3209に改番された。1998年には3010+3011が、2300形電装解除により捻出された主電動機と駆動装置を組み込んで、3210+3211に改番された。

山陽3200系 3両編成 18両      
←西代   山陽姫路→      
3200Mc 3200Mp 3600Tc 製造年 冷房化 運用離脱
3200 3201 3620 1969年 1983年 2017年
3202 3203 3621 1970年 1983年 2018年
3206 3207 3617 1970年 1979年 2019年
3208 3209 3618 1970年 1979年 2019年
←西代   山陽姫路→      
3200Mc 3200Mp 3600Tc 製造年 冷房化 運用離脱
3204 3205 3622 1970年 1983年 2018年
3210 3211 3605 1967年 1989年 2018年
※1 全車ワンマン運転対応
※2 2019年4月現在、全車運用離脱
※3 3206+3207は1988年に3034+3035から改造
※4 3208+3209は1989年に3036+3037から改造
※5 3210+3211は1998年に3010+3011から改造
※6 3204Fと3210Fの冷房装置は集中式を採用。その他の編成は分散式となっている。

3200形は、ワンマン対応に改造され、網干線普通を中心に運用されていた。2019年4月現在、6000系増備により全ての車両が運用を離脱し、引退した。

  

鉄道コム

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