【かつては神足という駅名だった】
JR京都線長岡京駅は京都府長岡京市にある。快速停車駅で、西へ1㎞程離れたところに阪急京都線長岡天神駅があり、競合関係にある。かつては神足という駅名だったが、1995年9月1日に長岡京に改称された。駅舎は橋上駅舎で、屋根は長岡京をイメージした造りになっている。長岡京市の市役所は阪急長岡天神寄りにあるが、近年は長岡京駅前の開発が進み、駅ビルなども建ち、長岡天神駅前よりも発展してきている。電車は昼間時は快速のみの運転で毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時下り大阪方面へは、7時台に快速7本、普通6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り京都方面へは18時台に快速4本、普通4本が運転されている。
長岡京駅は1931年8月1日に向日町~山崎間に神足駅として新設開業した。1985年3月14日ダイヤ改正で、昼間時に快速が停車するようになり、ホームが12両編成対応に延伸された。同年11月1日には貨物の取り扱いが廃止になった。1987年2月1日に橋上駅舎化された。1995年9月1日ダイヤ改正で、平日の全ての快速が停車するようになり、駅名も神足から長岡京に改称された。1996年3月16日ダイヤ改正で土休日も快速が全て停車するようになった。2003年11月1日にICカードの利用が可能になった。2010年3月13日ダイヤ改正で、高槻以東の快速は全て内側線走行となり、当駅停車列車は全て内側線を走行する列車となった。同年5月15日から1・4番線にステンレス製の柵が設置された。
駅構内はホーム2面4線で、外側線にもホームはあるが、柵が設けられており、乗り降りできないようになった。ホーム有効長は20m級車両12両分ある。
かつては貨物側線があったが、現在は撤去されており、駅構内の配線はシンプルになった。
京都方で吹田総合車両所京都支所へ入出庫線が分岐している。
ホームから改札がある橋上駅舎内へはエレベータが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。橋上駅舎内にあり、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
みどりの窓口、みどりの券売機も設置されている。改札外にはコンビニやコインロッカーも設置されている。
出口は東西に2ヶ所ある。西口がメインで、大きなロータリーが整備されている。
西口には長岡京市の施設も入居する駅ビルバンビオ1番館、2番館があり、スーパー平和堂系のフレンドマートなども入居している。
橋上駅舎から駅前のビルにはペデストリアンデッキが繋がっており、アクセスも良い。
西口からは阪急バス、京阪バスの路線バスが発着しており、長岡京はっぴぃバスも発着している。
西口には駐輪場が整備されて駅からのアクセスもかなり良い。
東口にもロータリーが整備されており、阪急バスの他に京都市営バスの路線も乗り入れている。東口には村田製作所の本社があり、三菱ロジスネクトなどもあり、企業が多く建ち並んでいるため通勤利用も少なくない。
東口には駐輪場が整備されており、駅から直結している。
東口には国鉄時代に活躍したヨ8000車掌車が静態保存されている。
長岡京 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 20,778 | 15,307 | 5,471 | 73.7% |
2007年度 | 19,729 | 14,158 | 5,571 | 71.8% |
対07年度比 | 105.3% | 108.1% | 98.2% |
長岡京駅の2017年度1日あたりの乗車人員は20,778人で、うち定期利用者は15,307人となっている。定期比率は73.7%で、定期利用者が多い。10年前の2007年度と比較すると全体で5.3%増、定期利用者は8.1%増、定期外利用者は1.8%減となっている。