【関西各駅探訪第533回】近鉄吉野線壺阪山駅

壺阪山

【特急も停車する吉野山麓にある高取町中心駅】

近鉄吉野線壺阪山駅は奈良県高取町にある。特急停車駅で、普通電車の折り返しもある。壺阪山駅は1923年12月5日に吉野鉄道の駅として開業した。1929年8月1日には吉野鉄道の合併により、大阪電気軌道の駅となった。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となり、1944年6月1日には近畿日本鉄道の駅となった。1990年3月15日ダイヤ変更で特急停車駅となった。

壺阪山

駅構内はホーム2面3線で、1番線下り吉野行きホームが対向式ホームで、駅舎を併設している。

壺阪山

上り橿原神宮前行きホームは島式ホームで、2番線が上り電車用、3番線が折り返し用となっている。

壺阪山

3番線は吉野方は行き止まり式になっている。ホーム有効長はいずれも21m級車両4両分ある。

壺阪山

上下ホーム間には構内踏切があり、上りホームから駅舎へはここを通ることになる。

壺阪山

改札は1ヶ所で、有人駅になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。特急停車駅のため、特急券販売の窓口が設置されている。

壺阪山

出口は1ヶ所で、駅東側にのみ出られる。駅前には小さなロータリーがあり、奈良交通のバスが発着している。

壺阪山

駅の東側には中街道と呼ばれる国道169号線が走っており、交通量が多い。

壺阪山駅の2015年度1日あたりの乗車人員は694人で、うち定期利用者は437人となっている。定期比率は63.0%で、7割を切った数値となっている。10年前の2005年度と比較すると全体で14.1%減、定期利用者は22.0%減、定期外利用者は3.9%増となっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました