【関西各駅探訪第1141回】京阪京津線追分駅

追分

追分

【逢坂峠に向かう勾配途上の駅周辺は大津絵発祥の地】

京阪京津線追分駅は滋賀県大津市にある。滋賀県と京都府の府県境にある逢坂山付近にある。駅周辺の勾配は厳しい。駅構内も勾配があり、駅のベンチは勾配に合わせた形状になっている。電車はデータイム毎時3本の運転で、京都市地下鉄東西線直通の関係もあり等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り三条京阪方面7時台には5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りびわこ浜大津方面18時台には4本が運転されている。追分駅は1912年8月15日に京津電気軌道の駅として開業した。1925年2月1日に会社合併により京阪京津線の駅となった。1932年2月16日に専用軌道になった。1943年10月1日に会社合併により、京阪神急行電鉄の駅となった。1949年12月1日に会社分離により京阪京津線の駅となった。1979年9月20日に西大津バイパスIC建設により駅を移設した。1996年11月14日に4両編成停車対応のためホームを延伸した。2002年3月1日に自動改札機、自動精算機が設置された。2007年4月1日からPITAPAなどICカードの利用が可能になった。

追分

追分

駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は16m級車両4両分ある。駅構内は勾配区間にある。

追分

追分

改札は上下ホーム個別にあり、上下ホーム間を連絡する通路はない。

追分

追分

改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

追分

追分

出口は2ヶ所で、上りホーム側からは地下道を通って国道1号線の南側に出られる。

追分

追分

下りホーム側の出口は駅北側に出られる。国道1号線の南側に出られる地下道がある。北側の駅周辺は狭くクルマ1台分ほどの道路が通っているだけである。

追分 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 375 226 149 60.3%
2007年度 825 682 143 82.6%
対07年度比 45.5% 33.2% 104.0%  

追分駅の2017年度1日あたりの乗車人員は375人で、うち定期利用者は226人となっている。定期比率は60.3%で、定期利用者は6割ちょっととなっている。10年前の2007年度と比較すると全体で54.5%減、定期利用者は66.8%減、定期外利用者は4.0%増となっており、定期利用者の落ち込みが大きい。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました