【関西各駅探訪第823回】近鉄鈴鹿線柳駅

【田んぼの中にポツンとある単面の駅】

近鉄鈴鹿線柳駅は三重県鈴鹿市にある。名古屋線と分岐する伊勢若松駅の次の駅だが、駅周辺は田んぼが広がっており、駅から見える景色は一面田んぼといった風情である。電車は昼間時は毎時2本30分毎の運転。平日朝ラッシュ時上りは7時台に4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは19時台に5本が運転されている。柳駅は1925年12月20日に伊勢鉄道神戸支線の駅として開業した。1926年9月11日に伊勢電気鉄道の駅となった。1936年9月15日に参宮急行電鉄の駅となった。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1994年10月1日に無人化された。

駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は21m級車両3両分ある。

改札は無人化されており、ICカードリーダーが設置されているだけである。

駅前には駐輪場が整備されているが、それ以外は民家があるぐらいで特に何もない。近くを国道23号線が走っており、道路沿いには様々な店舗があり、賑わっている。

駅の裏手には柳駅らしく柳の木が立っている。

乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 169 111 58 65.5%
2006年度 112 95 17 84.6%
対06年度比 151.3% 117.1% 339.5%  

柳駅の2016年度1日あたりの乗車人員は169人で、うち定期利用者は111人となっている。定期比率は65.5%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で51.3%増、定期利用者は17.1%増、定期外利用者は239.5%増となっている。

  

鉄道コム

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