【1線スルー化された構内を持つ】
JR播但線鶴居駅は兵庫県神崎郡市川町にある。普通のみが停車する駅で、1線スルー化されており、特急が高速で通過できるように改良されている。電車は103系2両ワンマン電車を基本に、ラッシュ時間帯には4両編成や221系6両編成の乗り入れもある。鶴居駅は1894年7月26日に播但鉄道姫路〜寺前間開通とともに開業した。1903年6月1日に山陽鉄道の駅となった。1906年12月1日に国有化された。1909年10月12日に線名制定により播但線の駅となった。1973年4月1日に貨物の取扱を終了した。JR発足後、1991年4月1日に無人化された。2016年3月26日からICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
1線スルーになっており、駅舎側の1番線が通過線となっており、2番線が副本線となっている。
上下ホーム間には陸橋があり、2番線へはこの陸橋を通らなければならない。
改札は1ヵ所で、無人化されている。ICカードリーダーが設置されている。
ICカードのチャージもできる簡易式の自動券売機も設置されている。
出口は1ヵ所で、駅東側に出られる。駅前は広く車の乗り入れはできるが、バス路線の乗り入れはない。
バリアフリーのためスロープが設けられた出口もある。
駅前には駐輪場が整備されている。
鶴居 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 241 | 190 | 51 | 78.8% |
2006年度 | 306 | 242 | 64 | 79.1% |
対06年度比 | 78.8% | 78.5% | 79.7% |
鶴居駅の2016年度1日あたりの乗車人員は241人で、うち定期利用者は190人となっている。定期比率は78.8%で、8割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で21.2%減、定期利用者は21.5%減、定期外利用者は20.3%減となっており、いずれも20%強減少している。