【歴史深い大神神社への最寄駅はそうめんの故郷でもある】
JR桜井線三輪駅は奈良県桜井市にある。歴史ある大神神社への最寄駅で、駅から徒歩10分ほどの距離にある。1898年5月11日に奈良鉄道の駅として開業した。1905年2月7日に関西鉄道、1907年10月1日に国有化されて国鉄の駅となった。
ホーム2面2線の行き違い駅で、ホーム有効長は6両分ある。
駅舎は上り1番線の西側にあり、上下ホーム間には跨線橋がある。エスカレーターやエレベーターの設置はない。
無人駅で自動改札機はなく、ICカードリーダーが設置されており、ICOCAなどのICカードの利用は可能である。簡易式の自動券売機も設置されている。
上りホーム側にも臨時改札が設けられている。
下りホームに降車専用の臨時改札があり、正月三が日など大神神社参拝客が多い時に使用されている。
出口は1ヶ所で、駅西側にのみ出られる。駅前にはタクシーが常駐している。大神神社は東側にあるので、踏切を渡る必要がある。
駅周辺には商店街があり、名物の三輪そうめんなどの店も多く、昔ながらの風情がある店も多い。
駅の西側には大神神社の大鳥居がある。
大神神社へは三輪駅から徒歩10分ほどかかる。
三輪駅の2015年度1日あたりの乗車人員は681人で、うち定期利用者は176人となっている。定期比率は25.8%で、大半が定期外利用となっている。10年前の2005年度と比較すると全体で22.9%増、定期利用者も4.1%増、定期外利用者が31.2%増となっており、定期外利用者を中心に利用が増えている。