【駅から延びる線路は延伸計画の夢のあと】
泉北高速鉄道和泉中央駅は大阪府和泉市にある。泉北高速鉄道の終点で、1995年4月1日に光明池から延伸されて開業した。駅から先も線路は延びており、延伸に備えた形になっているが、現在のところ実現の可能性は低い。昼間時は区間急行4本、準急2本、各停2本が運転されている。区間急行と準急は南海高野線直通、各停は線内運転となっている。平日朝ラッシュ時は7時台に特急泉北ライナー1本、区間急行4本、準急1本、各停5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には18時台に特急泉北ライナー1本、準急6本、各停1本が運転されている。
駅構内はホーム1面2線で、これに加えて、引上げ線があり、さらには側線もある。
1・2番線の外側には側線があり、車両の留置に使用されている。
ホーム有効長は21m級車両10両分あるが、現在は8両分のみが使用されている。
ホームから先に線路が延びており、将来はここが本線になって岸和田方面に延伸される予定だった。現在は留置線として使用されている。
延伸予定地は線路が途切れた先も路盤が確保されており、阪和道とは離れて土地が確保されている。
改札は橋上化されており、ホームから改札がある地上2階へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
駅舎は駅ビルになっており、2階にも店舗などがある。
出口は3ヶ所で、北側、南側と西側に出られる。南側がメインの出口で、駅の南側にロータリーが広がっている。
駅前にはロータリーが整備され、各方面へのバス路線が発着している。
南側にはスーパーイズミヤなどが入るエコールいずみのショッピングビルがある。
エコールいずみと駅ビル2階とはペデストリアンデッキで繋がっている。
北口は府道223号線を跨ぐデッキになっており、このデッキを渡ると駐輪場やコープなどがある。
和泉中央 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 16,134 | 10,842 | 5,292 | 67.2% |
2006年度 | 14,076 | 9,799 | 4,277 | 69.6% |
対06年度比 | 114.6% | 110.6% | 123.7% |
和泉中央駅の2016年度1日あたりの乗車人員は16,134人で、うち定期利用者は10,842人となっている。定期比率は67.2%で、7割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で14.6%増、定期利用者は10.6%増、定期外利用者は23.7%増となっており、全般的に増加傾向にある。泉北高速鉄道では泉ヶ丘に次いで利用者が多く、光明池よりも乗車人員は多い。