【関西各駅探訪第791回】近鉄大阪線恩智駅

恩智

【大阪外環状線との交点付近にある高架駅】

近鉄大阪線恩智駅は大阪府八尾市にある。準急は通過するが、区間準急以下の電車が停車する。駅付近で国道170号線大阪外環状線をアンダーパスするため高架化されている。高安の1つ伊勢中川寄りにあり、昼間時は大半の普通が高安で折り返すため、区間準急の停車が主体となっている。昼間時は、毎時4本の運転で、区間準急3本、普通1本が運転されている。平日朝ラッシュ時上りは7時台に区間準急が6本運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台、19時台ともに普通が毎時4本運転されている。恩智駅は1925年9月30日に大阪電気軌道八木線の駅として開業した。1941年3月15日に関西急行鉄道、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1970年10月29日に高架化が完成した。2012年3月20日ダイヤ変更から区間準急停車駅となった。

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駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

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改札は地上にあり、ホームから地上へはエレベータが設置され、バリアフリーに対応している。

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改札は有人で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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出口は2ヶ所で、東西に出ることができる。駅高架下付近にはタクシー乗り場がある。

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高架下には店舗があり、駅周辺には大規模な商店街はないが、商業店舗が点在している。

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駅の西側には国道170号線外環状線が走っており、ロードサイドには飲食店などが並んでおり、駅周辺よりも賑やかである。

恩智駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,309人で、うち定期利用者は1,405人となっている。定期比率は60.8％で、定期比率は高い方と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で9.0%減、定期利用者は10.6%減、定期外利用者は6.3%減となっている。