【関西各駅探訪第651回】神鉄有馬線花山駅

花山

【急こう配の途上にある山岳鉄道の象徴的な駅】

神鉄有馬線花山駅は神戸市北区にある。急勾配の途上に駅があり、駅周辺も起伏が激しい地形になっている。花山駅には準急と普通が停車する。昼間時は下りは準急、上りは普通がそれぞれ15分毎に運転されている。朝ラッシュ時上り新開地方面行きは7時台に7本、8時台に5本が運転されている。夕方ラッシュ時は18時台、19時台ともに毎時5本の運転となっている。花山駅は1965年12月1日に谷上〜大池間に新設開業した。

花山

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。

花山

駅の前後は急こう配になっており、谷上方は下り、大池方は上りの勾配となっている。

花山

駅舎は下り線側にあり、上りホームからは構内踏切を渡ることになる。

花山

改札は1ヶ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

花山

出口も1ヶ所で、駅北側にのみ出られる。東側は山で、西側の丘陵地に花山台の住宅がある。駅前に小さなロータリーがあるが、バスの乗り入れはない。

花山

南側へは線路の下をくぐってアクセスする。谷間を有馬街道が走っていて、その向こうの高台に住宅地がある。

花山駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,959人で、うち定期利用者は1,265人となっている。定期比率は64.6%で、7割弱が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で3.9%減、定期利用者は3.1%増、定期外利用者は14.4%減となっている。

  

鉄道コム

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