【高架化で様変わりが予想される都会のローカル駅】
阪急京都本線崇禅寺駅は大阪市東淀川区にある。普通のみが停車する駅で、現在淡路駅周辺の高架化工事に伴い、当駅も高架化される予定で工事が進められている。電車はデータイムに普通が毎時6本の運転で、半数は千里線直通となっている。平日朝ラッシュ時下り大阪梅田方面行き8時台は普通が12本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り京都河原町方面行き18時台には9本が運転されている。
崇禅寺駅は1921年(大正10年)4月1日に北大阪電気鉄道の十三〜豊津間開通と同時に開業した。1923年(大正12年)4月1日に路線譲渡により新京阪鉄道の駅となった。1930年(昭和5年)9月15日 に親会社の京阪電気鉄道との合併により、同社十三線の駅となった。1943年(昭和18年)10月1日に阪神急行電鉄との合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1959年(昭和34年)2月18日に十三線が京都本線に編入され、当駅もその所属となった。1982年(昭和57年)11月27日ダイヤ改正により、平日朝ラッシュ時に準急の運転が開始され、準急停車駅となった。2001年(平成13年)3月24日ダイヤ改正により、準急が廃止され、普通のみの停車駅となった。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
現在高架化工事中のため仮駅になっている。直上高架方式で工事されているため、駅の位置は大きくは変わっていない。
改札は2ヶ所あり、上下ホームに各1ヶ所となっている。以前は地下改札に1ヶ所だったが、高架工事により上下個別に設置されている。
ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。東口には柴島浄水場や柴島高校などがある。
西口は高架工事のため資材置き場などがあるため雑多な感じになっている。駅前には駐輪場があり、大阪シティバスのバス停もあり路線バスが運行されている。
崇禅寺 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 3,302 | 1,577 | 1,725 | 47.8% |
2008年度 | 2,250 | 1,078 | 1,172 | 47.9% |
対08年度比 | 146.8% | 146.3% | 147.2% |
崇禅寺駅の2018年度1日あたりの乗車人員は3,302人で、うち定期利用者は1,577人となっている。定期比率は47.8%で、定期利用者は50%を割っている。10年前の2008年度と比較すると全体で46.8%増、定期利用者は46.3%増、定期外利用者は47.2%増となっている。