【関西各駅探訪第1404回】JR大阪環状線玉造駅

玉造

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【103系を模した建屋が出迎えてくれる】

JR大阪環状線玉造駅は大阪市天王寺区にある。森ノ宮と鶴橋の間にある駅で、長らく他線との連絡がなかったが、1996年12月11日に大阪市地下鉄長堀鶴見緑地線が開業し連絡駅となった。電車はデータイムに関空紀州路快速、大和路快速、環状普通がそれぞれ毎時4本15分毎に運転されており、1時間あたり12本の運転となっている。平日朝ラッシュ時内回り7時台には16本が運転されている。平日夕方ラッシュ時外回り18時台には16本が運転されている。

玉造

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玉造駅は1895年5月28日に大阪鉄道天王寺から当駅までの開通とともに開業した。同年10月17日に当駅から梅田(現在の大阪駅)まで開通した。1900年6月6日に大阪鉄道の路線を関西鉄道が継承し、同社の駅となった。1907年10月1日に関西鉄道が国有化された。1909年10月12日に線路名称が制定され、城東線の駅となった。1932年3月29日に高架化された。1961年4月20日に貨物の取り扱いを廃止した。同年4月25日に大阪環状線の駅となった。分割民営化後、2003年11月1日からICOCAなどICカードの利用が可能になった。2014年3月18日にビエラ玉造がオープンした。2019年8月31日に駅舎のリニューアルが完了した。

玉造

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駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。

玉造

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ホームから改札がある地上へはエレベータが設置されている。

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改札は南北2ヶ所ある。北改札がメインで有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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みどりの窓口、みどりの券売機も設置されている。

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南改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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出口は各改札1ヶ所ずつで、北改札は高架下に出られる。

玉造

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長堀通が北側を走っており、ここに大阪シティバスのバス停がある。この西側の地下には長堀鶴見緑地線玉造駅がある。

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南口はビエラ玉造側に出られる。かつて大阪環状線を走っていた103系を模した建屋を見ることができる。

玉造 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 16,919 11,329 5,590 67.0%
2008年度 16,588 11,766 4,822 70.9%
対08年度比 102.0% 96.3% 115.9%  

玉造駅の2018年度1日あたりの乗車人員は16,919人で、うち定期利用者は11,329人となっている。定期比率は67.0%で、定期利用者が7割近くを占めている。大阪環状線の駅では芦原橋、大阪城公園、野田、寺田町に次いで乗車人員が少ない。10年前の2008年度と比較すると全体で2.0%増、定期利用者は3.7%減、定期外利用者は15.9%増となっており、定期外利用者が増加している。

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