【急行も停車する古くからの高級住宅街を有する駅】
南海高野線北野田駅は大阪府堺市東区にある。快速急行以下の電車が停車する。区間急行は当駅から先各駅に停車する。以前は当駅折り返しの各停も多かったが、現在は折り返し電車の設定は少ない。電車はデータイムに急行(快速急行)が2本、区間急行が2本、各停が4本運転されている。急行は30分毎、区間急行も30分毎の運転で、合わせて概ね15分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時上り7時台には急行が6本、準急2本、各停6本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には快速急行1本、急行5本、各停6本が運転されている。北野田駅は1914年8月7日に高野登山鉄道萩原天神~狭山間に新設された。1915年4月30日には社名変更により大阪高野鉄道の駅となった。1922年9月6日に会社合併により南海鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となり、戦後1947年6月1日に路線譲渡により南海電気鉄道の駅となった。1970年5月16日に橋上駅舎化された。2005年2月21日に西口ペデストリアンデッキが設置された。
駅構内は地上ホーム2面4線で、ホーム有効長は21m級車両8両分ある。
難波方に渡り線があり、上り線側のホームで折り返しが可能となっている。
改札は2ヵ所で橋上駅舎内に有人改札がある。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
もう1ヶ所はエレベータ専用の改札で、ICカード対応の自動改札機が設置されている。エレベータ用改札は有人改札の対面にある。
出口は2ヶ所で西口がメインとなっている。
西口にはロータリーが整備されており、南海バス、近鉄バスの路線バスが乗り入れている。
西口にはペデストリアンデッキが整備されており、駅前ビルに直結している。
駐輪場も地下駐輪場などが整備されている。
東口にはロータリーはなく、駅前ビルに直結しているほか、駅周辺は狭く、バスの乗り入れなどはない。
北野田 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 16,937 | 11,261 | 5,676 | 66.5% |
2008年度 | 17,087 | 10,709 | 6,378 | 62.7% |
対08年度比 | 99.1% | 105.2% | 89.0% |
北野田駅の2018年度1日あたりの乗車人員は16,937人で、うち定期利用者は11,261人となっている。定期比率は66.5%で、定期利用者は7割弱となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で0.9%減、定期利用者は5.2%増、定期外利用者は11.0%減となっている。利用者は減少加減だが、南海高野線では堺東に次いで乗車人員が多い。