【近鉄と競合するというより協調している】
JR学研都市線JR三山木駅は京都府京田辺市にある。近鉄京都線三山木駅と総合駅になっており、駅前は再開発により共同のロータリーが整備された。電車はデータイムに毎時2本の運転で、全て四条畷まで各駅に停まる区間快速となっている。平日朝ラッシュ時下り6時台には快速が3本、区間快速が1本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り19時台には快速が2本運転されている。JR三山木駅は1952年12月1日に国鉄片町線祝園~田辺(現在の京田辺)間に上田辺駅として新設開業した。開業時はホーム1面1線の無人駅だった。JR発足後、1997年3月8日にJR三山木に改称された。2002年3月16日に木津方に200mほど移転し高架化され、ホーム1面2線の行き違い駅となった。2003年11月1日にICOCAなどICカードの利用が可能になった。2010年3月13日に7両編成対応にホームが延伸された。同年12月1日にエレベータが設置されバリアフリー化が完成した。
駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両7両分ある。ホームから改札がある地上へはエレベータが設置されている。
改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の簡易式自動改札機、簡易式自動券売機が設置されている。
出口は1ヵ所で、東側に出られる。
駅高架下には駐輪場が整備されている。
東側には近鉄三山木駅があり、ロータリーが設置されている。奈良交通の路線バスが発着している。
JR三山木 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 1,003 | 595 | 408 | 59.3% |
2008年度 | 533 | 295 | 238 | 55.4% |
対08年度比 | 188.2% | 201.5% | 171.7% |
JR三山木駅の2018年度1日あたりの乗車人員は1,003人で、うち定期利用者は595人となっている。定期比率は59.3%で、定期利用者が6割弱となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で88.2%増、定期利用者は101.5%増、定期外利用者は71.7%増となっており、利用者はまだまだ少ないが着実に増えている。とは言え、学研都市線内では下狛、西木津に次いで利用者が少ない。10年前には乗車人員が三桁だったが、10年経って4桁に乗せており、今後更なる発展が期待される。