【関西各駅探訪第493回】JR大和路線河内堅上駅

河内堅上

【大和川の渓谷に沿うさくらの名所】

JR大和路線河内堅上駅は大阪府柏原市にある。大阪府と奈良県の府県境にある駅で、駅周辺では大阪府内とは思えないような山と渓谷の風景が展開されている。駅構内には桜の木がたくさん植樹されており、春には満開の桜の中を走る電車を見ることができ、撮り鉄には有名な撮影スポットになっている。普通のみが停車する駅で、2011年3月ダイヤ改正以前は、昼間時は20分毎にしか電車が停まらないという時期もあったが、現在は15分毎の運転となっており、都市部並みのダイヤが維持されている。河内堅上駅は1927年4月19日に青谷信号場を旅客駅に格上げする形で開業した。

河内堅上

駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

河内堅上

上下ホームは陸橋で結ばれている。エレベータはなく、バリアフリーには対応できていない。

河内堅上

駅舎は上り奈良方面行きホーム側にある。改札は1ヵ所で、有人改札になっている。ICカード対応の簡易式自動改札機が設置されており、自動券売機も設置されている。

河内堅上

出口は1ヵ所で、駅前は山が迫っており、商店が数件あり、駐輪場があるだけで、大阪府内の駅とは思えない様相である。

特急まほろば先述したようにホームには桜の木があり、春には満開になり、これを目当てに当駅を訪れる人もいる。

河内堅上駅の2016年度1日あたりの乗車人員は386人で、うち定期利用者は293人となっている。定期比率は75.9%で、定期利用者の比率が高い。10年前の2006年度と比較すると全体で21.5%減、定期利用者は16.0%減、定期外利用者は35.0%減と全般的に落ち込んでいる。

  

鉄道コム

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